
¡Hola! Madoriです。
世界遺産の街、「セゴビア」日帰り旅行の続きです。
今回は、マドリードからセゴビア日帰り旅行の最終回で、セゴビアの旧市街の様子を少しと、マドリードに戻るまでの様子をお届けします。
セゴビア日帰り旅行記は数回に分けての紹介となりました。
- セゴビア出発編
- セゴビア水道橋編
- セゴビア旧市街編
- セゴビア アルカサル編
- セゴビア帰路編
今回は、帰路編です。
それでは、さっそく紹介していきましょう。


セゴビアのアルカサルから旧市街へ


日中は真っ青だった青空も少しずつ淡い色に変わってきました。
このときの時刻は18:30。白雪姫のお城のモデルとなったアルカサルを後にし、 そろそろセゴビアの街ともお別れです。
帰りは、来た道を通らずマヨール広場を経由しました。
せっかくなので、セゴビアのアルカサルから、セゴビア水道橋までの道中の写真を順番に紹介していきましょう。
セゴビアのサン・エステバン教会


奥にみえるのは、イベリア半島で最も高い鐘楼をもつといわれる「Iglesia de San Esteban(サン・エステバン教会)」です。
水道橋、大聖堂、アルカサル、これらの三大名所ほどの知名度はありませんが、非常に美しい鐘楼でした。
- ロマネスクビザンチン様式
- 鐘楼の高さ:56m
帰り道に遠目から見ただけですが、調べたところによると鐘楼だけではなく柱廊も美しいそうです。
セゴビアのマヨール広場


行きは寄れなかったマヨール広場に着きました。
広場の隣には大聖堂の貴婦人「Catedral de Segovia(セゴビア大聖堂)」がそびえたち、広場を囲むようにレストランやカフェが連なっています。
この大聖堂、とてもエレガントで美しいですね。


セゴビア大聖堂周辺は古い町並みや小さな教会が残っており、散策していて本当に楽しかったです。


セゴビアのマヨール広場はマドリードのマヨール広場ほどの広さはありませんが、地方都市の広場らしく時間がゆっくりのんびりと過ぎていくような素朴な雰囲気です。
観光客だけではなく住民の憩いの場でもあり日中はいつも多くの人で賑わっているそうですが、この時間は人が少なくひっそりとしていました。
カフェテラスもこのように誰もいません。





少し寂しい雰囲気ですね。
やはり、マヨール広場は少し賑わっていたほうがスペインらしいような気がします。
次にセゴビアのマヨール広場を訪れるときは、日中がいいなぁと思いました。


こちらは、大聖堂の丸い先頭部分がのぞいていて可愛らしいですね。


セゴビア駅へ移動


セゴビア旧市街観光のスタート地点、ローマ水道橋に到着しました。
夕陽に染まった水道橋も美しいですね。もっと眺めていたいですが、暗くなる前にセゴビア駅に向かうとしましょう。


この美しいセゴビアの旧市街ともお別れかと思うと名残り惜しいです。
参考までに、アルカサルから水道橋まで歩いたルートを載せておきますね。
正直、セゴビアはトレド同様に日帰りでは時間が足りないと感じました。
私たちは三大名所だけではなくゆっくり旧市街を散策できましたが、その代わりにランチタイムを逃してしまったのです。
ランチを忘れてしまうほど楽しい街歩きだったというのもありますが、アルカサル周辺は飲食店が見当たりませんでした。
水道橋や大聖堂周辺にはカフェやレストランがたくさんあるので、できればこの辺りで食事を済ませておきたいところです。



もう、お腹がペコペコ(@_@)



何か食べたいところだけど、これから駅までバス移動だからもう少しがんばって!
かなりお腹がすいていたのですが、マドリード行きの列車に乗り遅れるわけにはいきません。
味の期待はあまりできませんが、食事はセゴビアの駅構内で済ませることにしました。
こちらは、セゴビア旧市街のバスのロータリーです。


写真の右にみえる影が水道橋の巨大さを物語っています。
バス停で時刻表を眺めていたら、年配のスペイン人男性がセゴビア駅行きのバス乗り場を教えてくださいました。
スペインでも南仏でも、このように現地では親切にしていただく機会が本当に多かったです。
たまにアジア人差別された・・・などという悲しい声もネット上で散見しますが、私たちは今のところそのような場面に出会したことはありません。
というより、スペインも南仏もいろいろな国から人が集まってくるため、外にも世界があることを知っているのかジロジロ見られることもないですし、スッとその国や街に溶け込める感じが心地よいです。



滞在中は、マドリードに住んでいると思われていたくらいです。笑
バスに乗り、セゴビア駅までの道中で撮れた写真は、この一枚だけでした。


車窓に書かれている文字は、「SALIDA DE EMERGENCIA(非常口)」。



窓ガラスはかなり汚れていました。。。
セゴビアの空


セゴビア駅前のバス停に到着しました。
上の写真は、バス停周辺で撮った写真です。
黄昏時の空の色、グラデーションに感動しました。



美しさと開放感がたまりませんね!
この光景の何が素敵かというと、視界に何もないこと。
何もないからこそ、広い空の色の変化を間近に感じることができるのです。
ここも名残惜しいですが、そろそろ駅構内に入ります。
セゴビア駅の様子


セゴビア駅の中は、閑散期の夕方(夜)なので、ひっそりとしていました。


駅構内からも、空の写真を撮ってみました。
窓越しですが、広い空から地平線に落ちていく太陽の姿を捕らえることができました。


さて、ようやく腹ごしらえです。
空腹のピークを超えて何も感じない状態でしたが、ここで軽めに食事を済ませることにしました。


高速鉄道が停車する駅構内だというのに、セゴビアも前日訪れたクエンカ同様に、このお店くらいしか食事をする場所がありませんでした。汗



ファストフード店のようなお店ですね。
写真を撮り忘れましたが、確かポテトとドリンク付きのセットだったと思います。
空腹だったので美味しく感じられましたが、まぁ悪くはないな・・・というお味でした。



ただ、オレには量が少なかったな。
お腹が少し満たされたところで、駅の窓越しから、もう一枚夕陽を撮影しました。
陽が沈んだ後のオレンジから青へのグラデーションがなんともドラマチックです。


セゴビアからマドリードへ移動


ここから数枚はコンデジで撮影しました。
慌てて撮ったものばかりで綺麗ではありませんが、記録に載せておきましょう。
出発時刻が迫ってきました。やはり、首都であるマドリード行きの本数が多いです。
私たちは、20:23セゴビア発マドリード行きに乗ります。


ホームにはけっこう人がいて、電車が来るまでの間、電話をしている人が多く、とても賑やかでした。



スペイン人はメールより電話派のようですね


セゴビア駅のホーム、人が少ない場所でもう一枚。


ヨーロッパの駅構内やホームはゴチャゴチャした案内や広告が少なく綺麗で好きなのですが、郊外の駅はまるで無印良品を思わせるような無駄を一切取り除いたホームばかりでした。
ただし、美しさと引き換えにわかりづらいです。
車両番号がホームに記されていないため、どこに立ったらいいかわからず悩みました。
始発駅ではないので、来たらすぐに出発してしまいます。
私たちは1号車だったので、とりあえず中央に立ち、発車してから1号車に移動しようと考えました。
しかし、最終的には人が集まっている場所に並びました。
きっと、集まっている場所が1号車だと直感したからです。



その直感は正解でした!
こちらは、電車待ちの間に撮った写真です。


写真では伝わりづらいかもしれませんが、くっきりとした三日月がとても可愛らしかったのです^^
マドリード駅に到着


セゴビアからマドリードまでの移動時間は30分です。
マドリードが終点という安心感から、列車内では爆睡してしまいました。
マドリード駅に到着してからは、お腹が満たされないダンナさんのために、駅構内でボカディージョをテイクアウトしました。
スペインのパンで作られたサンドイッチで、スペイン風サンドイッチとも言われる。



ボカディージョ、大好き!美味しいよね。
※ 写真を撮り忘れたので、Instagramの写真を載せておきます。
さて、これから地下鉄に乗りホテル最寄駅まで移動です。
その前に、ミラーレス一眼カメラを取り出し、マドリード・チャマルティン鉄道駅の外に出て、この景色を撮影しました。
Cuatro Torres Business Areaです。


セゴビアの風景から一転して、The都会の光景がドーンと目の前に現れました。
都会のネオンのスタイリッシュな美しさもいいですね。
昼と夜に撮った高層ビル「クアトロ・トーレス」を並べてみました。
※ 画像をクリックまたはタップで大きく表示できます






さいごに


5回にわたってお届けしてきた、セゴビア日帰り旅行記も今回で終了です。
最後に、セゴビアの水道橋の写真で〆てみました。
当ブログの旅行記が、読んでくださった方の、今後の旅の参考になれば幸いです。
このあとのスペイン旅行記は、全てマドリードの紹介となります。
今後の旅行記
- 7日目:マドリード街歩きと夜景
- 8日目:スーパー巡りとサッカー選手御用達のレストラン
- 9日目:マドリード最終日
- 帰路 :長い長いトランジットと移動時間



最後まで読んでいただきありがとうございました。



¡Hasta luego! (またね)











