¡Hola! Madoriです。
マドリード滞在&セゴビア日帰り旅行のつづきです。
今回は、スペイン世界遺産「セゴビア旧市街」観光で絶対に外せない三大名所のひとつ、「Acueducto Romano(ローマ水道橋)」を写真メインで紹介します。
スペインの世界遺産都市セゴビアには驚くべきパワースポットが点在していますが、その中でもローマ時代の水道橋は特に輝かしい歴史と美を誇っています。
マドリードから日帰りで訪れることができるこの魅力的な観光名所は、古代の巧妙な技術と美学が交じり合い、どのようにして作られたのかには興味津々。
遠い過去へと想いを馳せながら、セゴビアの歴史を旅行する魅力をご紹介します。
セゴビア日帰り旅行記も数回に分けての紹介となります。
- セゴビア出発編
- セゴビア水道橋編
- セゴビア旧市街編
- セゴビア アルカサル編
- セゴビア帰路編
今回は、水道橋編です。
それでは、さっそく紹介していきましょう。
セゴビアの水道橋について
Acueducto de Segovia
セゴビアの水道橋
あらゆるガイドブックや旅情報サイトに載っている名所なので、あえてここでの詳しい説明は割愛させていただきますが、簡単に。
1世紀のローマ時代に建てられたセゴビアの水道橋は、これだけ大きな遺跡です。
セゴビアの水道橋
- 全長:800メートル
- 幅:2メートル
- 高さ:30メートル
芸術作品ともいえるこの水道橋は、セメントなどを一切使わず2万5,000個の花コウ岩だけを積み上げて作られています。
2000年の間、石の重さとバランスだけで立っているなんて圧巻ですよね。
水道橋は、緩やかな傾斜をつけることで水が流れる仕組みになっており、なんと19世紀末まで使われていたそうです。
セゴビアの水道橋の「悪魔の橋」伝説
ローマ人がどのように作ったのか諸説ありますが、あまりの巨大さゆえに、悪魔がこの橋を作ったという伝説もあるのです。
むかし、セゴビアにひとりの若い娘が住んでいました。娘は日に何度も遠くの川まで水を汲みに行かなければなりませんでした。働き者の娘でしたが、ある時、魔が差したのでしょう。「夜が明けるまでに、この町まで水を引いてください。私の魂と引き換えでも構わない。どうか願いを叶えてください」と、つぶやいたといいます。それを聞きつけた悪魔は、夜のうちに水道橋を完成させようとしますが、最後の石を積み上げるところで一番鶏が鳴きはじめました。正気を取り戻した娘は自らの行いを恥じ、教会で深く懺悔しました。娘は赦され、水道橋の中央にはマリア像と十字架が飾られるようになったということです。
引用元:Acueducto de Segovia – Wikipedia, la enciclopedia libre
(スペイン語)
それほどまでにこの地の人々にとっては信じがたい存在だったのでしょう。
セゴビアの水道橋を見た感想をスペイン語で!
立ち止まって水道橋を眺めている人をパシャリ。
きっと、心の中で「¡Fantástico!(すごい!)」と思っているのでしょう。
こんなときに使いたい簡単なスペイン語のフレーズを少し紹介します。
- ¡Qué grande!:なんて大きい!
- ¡Qué maravilla!:なんて凄いんだろう!
- ¡Fantástico!:すごい!
スペイン語を使うと気分がより盛り上がるのではないでしょうか。
セゴビアの水道橋の周辺
ここからは水道橋ギャラリーとして、目で楽しんでいただけたらと思います。
セゴビアの観光案内所
これらはダンナさんが撮ったもので私は中には入っておりませんが、観光案内所のようです。
セゴビアの街の模型。ダンナさん、やっぱりこういうのが好きなようです。笑
案内所にはポストカードなどのお土産品も少しだけあったようです。
セゴビアの水道橋の写真スポット
いよいよお待ちかね!
「インスタ映え」という言葉は好きではありませんが、フォトジェニックな場所へ向かいます。
水道橋はこのように城壁に繋がっています。
この城壁に沿った階段を登り水道橋周辺の絶景を眺めに行きます。
横の階段はこのように緩やかです。
少し登ったところで後ろを振りかえってみたのですが、みなさん頑張って登っていますね。
この写真は、この旅行で撮った水道橋の写真の中で最もお気に入りの一枚です。
以前のInstagramアカウントで最も「いいね」の多かった一枚です。
いいね数がフォロワー数の倍以上になったのには驚きましたが、やはり世界遺産の写真は人気がありますね。
セゴビアの旧市街側とロータリー側をジオラマモードでもそれぞれ撮影してみました。
なんて可愛らしい世界なのでしょう。
ロータリー側も、ジオラマモードで撮影すると、これだけ可愛らしく撮れるのですね。
階段を登りきったところで少し休憩をとりました。
辺りを見渡すと、城壁の内側には住居のような建物もありました。
こちらは、石の間から見える旧市街の遠景です。
こちらは、城壁から見えるロータリー側の遠景です。
ズームでも撮影してみました。たいへん美しい街並みではないでしょうか!
城壁から絶景を堪能する人々の姿が微笑ましいですね。
水道橋のアーチ越しにみえる旧市街。この一枚もお気に入りです。
セゴビアの水道橋とレアル・マドリードの選手たち
最近はあまりチェックできていないのですが、Instagramに投稿されていたレアル・マドリードに所属する選手たちの投稿を少し紹介します。
いずれもセゴビアで撮影されたものです。
セゴビアの水道橋とルカ・モドリッチ
2018年W杯でブレイクしたクロアチアのMFです。
上の子もこの頃はまだベビーカーに乗っていたのですね。
でも、なんでこっち(ロータリー)側で撮影をしたのでしょうか!?
ベスト撮影スポットまではベビーカーではキツいと思いますが、旧市街側と反対のロータリー側なんですけど。笑
とりあえず水道橋写っていればいいや的な写真(失礼)ですよね。笑
インスタ映えを意識していない天然なところが、またモドリッチの魅力でもありますけど。
子連れなので、観光客の多い旧市街側を避けたのかもしれないですね。
セゴビアの水道橋とマルコス・ジョレンテ
2018年のクラブワールドカップで存在感をみせたスペインのイケメンMFです。
個人的にマドリーのユニフォームが最も似合うと思っているサラブレッド。
パートナーの女性、はじめてみたときにお姉さんか妹かと思うほど似ていると感じた記憶が・・・。
美男美女で絵になりますね!
セゴビアの水道橋とマルコ・アセンシオ
クリスティアーノ・ロナウド退団後に活躍が期待されていたスペインのMFです。
その大きなプレッシャーから昨シーズンは思うような結果は得られませんでしたが、応援している選手のひとりです。
一緒に写っているのはアセンシオのお父様で、お父様へのお祝いメッセージと一緒にこの写真を投稿していました。
アセンシオ、優しい。
以上、セゴビア水道橋とレアル・マドリードの選手たちでした。
把握できたのは、モドリッチ、ジョレンテ、アセンシオの三人です。
私たちも、ジョレンテとアセンシオが撮った城壁の上から撮影してみました。
彼らと同じ景色を観ていたんだな〜と、感慨深いです!
夕陽に照らされたセゴビアの水道橋
こちらは帰り際に撮影した写真ですが、今回の記事が水道橋編なので、この場をかりて載せてみました。
夕陽に照らされた水道橋の陰影がとても美しかったです。
日中とは違う表情をみせてくれるのですが、すっかりこの水道橋の虜になってしまいました。
セゴビアの水道橋の地図
さいごに
マドリードから日帰りで訪れることができるスペイン世界遺産の街セゴビアは、ローマ時代の水道橋など、歴史的な名所が数多く点在しています。
そして、観光客を魅了するこの街を、どうやって効率的に回るかも重要なポイントです。
充実したセゴビア日帰り旅行になりますよう、事前の計画と情報収集を行い、歴史の息づくセゴビアを心ゆくまで楽しんでください。
2000年前のローマ人の知恵と技術を間近に感じられる水道橋は、まさにパワースポット。
また訪れてパワーを充填したいものです!
次回は、見どころたくさんのセゴビア旧市街の様子と魅力を紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
¡Hasta luego! (またね)