
¡Hola! Madoriです。
前回の記事でもふれましたが、次の旅計画を本格的に立てるため更新のペースを上げています。
長かったマドリード街歩きの続きですが、ようやくここまできました。
今回は、いよいよマドリードを代表する名物市場であり、市民の台所でもある「サン・ミゲル市場」を紹介します。
このサン・ミゲル市場は、マドリードを訪れたら欠かせない場所といっても過言ではありませんので、たくさんの写真を使って目で見ても楽しんでいただけるように、その魅力をたっぷりお伝えしていきたいと思います。
きっと、この記事を読んだあとには、マドリードを訪れたくなることでしょう。
それでは、さっそく紹介していきましょう。


サン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel)について


Mercado de San Miguel
サン・ミゲル市場
マドリードを旅行したことがあるかた、これからしたいかた。
いずれのかたも、マドリードの市場と言われて真っ先に頭に思い浮かぶのは、このMercado de San Miguel(サン・ミゲル市場)ではないでしょうか。



ただの市場ではなく、観光名所としても知られています!
マヨール広場のすぐ近くにあるこの市場は、プラド美術館、マドリード王宮、マヨール広場と同じくらい人気の観光スポットになっています。
旅番組やガイドブックでも紹介されているため団体客も数多く、市場内はいつ訪れてもたくさんの人で賑わっています。
実弟夫婦の新婚旅行が「スペイン2週間周遊」だったのですが、まだ私がスペインを訪れたことがなかった頃に弟とした会話をここに載せておきます。



スペイン旅行、どこがいちばん良かった?また行きたいと思った場所はどこ?



サン・ミゲル市場!
実弟夫婦も食いしん坊夫婦ではありますが、慌ただしい日程だったとはいえスペイン中を訪れたなかで「サン・ミゲル市場」が真っ先に出てくるとは思いませんでした。笑
ガウディのサグラダファミリア、プラド美術館、トレド、ロンダ、アルハムブラ宮殿、アンダルシアの白い村々。
これらの名所中の名所を上回ったサン・ミゲル市場。
私たちも期待に胸をふくらませて行きました。
前回のマドリードで初めて訪れ、もちろん今回も訪れました。


この市場が話題になっているのは、市場自体が大きなバルであること。
市場内のお店はおつまみ(タパス)を提供しているので、試食のようにさまざまな種類のスペイン名物が食べられるのが魅力です。
さまざまな食品を扱うお店の数は30店舗以上で、お酒やおつまみ、そしてお菓子まであり、まるでデパ地下のような雰囲気に包まれています。
お店だけではなく、イートインもできます。
内陸にありながら、山の幸、海の幸が豊富に集まる首都マドリード。



まさにグルメの宝庫でした!
1916年に建設された歴史ある市場を改築し、現在の鉄筋を使った美しくお洒落な造りのこの市場。


調べてみたところ、何と!
参考にされたのは、フランスのパリにある大型ショッピングモール「Forum des Halles」とのことなのです。
こちらがそのショッピングモール「フォーラム・デ・アール」です。
このタイプの建築様式である市場はスペインには残っていないそうなので、そういった意味でも訪問する価値があると思います。
外観も内部も本当に市場とは思えないほど綺麗でお洒落な空間でした。
2度目のサン・ミゲル市場(2017年)


サン・ミゲル市場は、初めて訪れたときにたくさん撮ったので、2度目のマドリードでは日中の写真は少しだけ載せる形になります。
このときは土日だったため、前回訪れたときよりも大勢の人であふれ、このように外で食べている人もたくさん見かけました。


私たちは今回、パエリアを食べました。
お米はやっぱり腹持ちが良いですね。そして、本場のパエリアはやはり絶品でした!


あとは、スペインのコロッケ、Croquetaと大好きなバゲットのPinchosをいただきました。
塩鱈のクロケッタ、旅番組で観てずっと食べたいと思っていたので願いが叶って嬉しかったです。



店員さんが日本語で話しかけてくれたのにも感激しました。



この市場、日本人観光客が多いのだろうね。
あいにくクロケッタとピンチョスの写真は撮れなかったのでInstagramの写真を貼っておきます。
クロケッタ
ピンチョス
余談ですが、サン・ミゲル広場の場所を示すプレートも見つけました。


初めてのサン・ミゲル市場(2016年)


サン・ミゲル市場を初めて訪れたのは2016年11月でした。
この時にたくさん写真を撮ったので、この場を借りて紹介します。
但し、当時はまだミラーレス一眼カメラを所持しておらずコンデジのみで撮影したため、食べ物の写真などは上手に撮れませんでした。
それでも市場内の雰囲気がとても良く、眺めているだけでも楽しかったです。


もっとたくさん撮っているのですが、写りの良い写真だけを選びました。


昼からお酒を楽しんでいる人々も珍しくはありませんでした。
写真を眺めているだけでテンションが上がります!


こちらはフルーツ屋さんで、日本のフルーツより大きくて味も濃くて美味しかったです。


ハロウィンのディスプレイも目をひきました!


こちらはスイーツ屋さんです。


個人的な感想ですが、スペインのスイーツは、ビジュアル(見た目)が微妙だと思いました・・・。
フランス菓子のように繊細ではなく大雑把で、ホールケーキを店頭で見かけた時はオモチャのケーキか?と思うようなギラギラしたデコレーションのものが多くてビックリ。
例えば、このような感じのケーキです。
そういえば、グティ(元レアル・マドリードの選手(大好き))のバースデーケーキも何じゃこりゃ!?という感じでしたからね。笑
そんなわけで、スペインではケーキらしいケーキはまだ一度も食べたことがありません。
お菓子の話で引っ張ってしまいましたが、こちらはオリーブの種類がたくさんありました。


オリーブ好きにはたまりませんね。私たちは、このお店のオリーブのピンチョスをオーダーしました。
こちらにもピンチョス。サングリアもありますね。


お肉屋さんのボカディージョがとても美味しそう・・・。いや、絶対に美味しいに決まっています。


バーやカフェテリアもあり、昼間からお酒を飲んでいる人が本当にたくさんいらっしゃいました。


美味しそうなオリーブオイルも売っていました。


これは・・・何?ケーキ!?きっとダンナさんが珍しいと思って撮ったのだと思われます。笑





やっぱり、スペインのケーキを食べる勇気がない。笑



見た目はアレだけど、案外美味しかったりして。
市場の中央にはフリースペースとしてテーブルと椅子も用意されています。


イートスペースが運よく確保できたので、ようやく腹ごしらえ。
こんな写真しか撮れませんでしたが、この小さなピンチョスがビックリするほど美味しかったのです。


写真はイマイチですが、こちらもたまらないお味でした。


スペインといったら、やはり生ハム。食べないわけにはいきませんね。
特に、ドングリだけしか食べていない黒豚の生ハム、jamón ibérico de bellotaは絶品です。
イベリコ豚を最大4年もの歳月をかけて熟成させ、それによりタンパク質が分解され、旨味成分のアミノ酸は生肉の数十倍になっているそうです。
美味しさがより伝わるように、綺麗な写真も貼っておきましょう。
地元スペインの人からももちろん愛されている市場ですが、観光地というだけありさまざまなお国の言葉が聞こえてきます。
私たちの両隣も外国籍のお客さんで、ドイツ人カップルとフランス人男性2人でした。
私がピンチョスの串から食べ物をお皿に落としてしまった時に「うわっ」と声をあげてしまったのですが、ドイツ人カップルが大爆笑してくれて何だか嬉しかったです。笑
また、フランス人男性2人はやはり昼から赤ワインを飲んでいました。
やはりフランス人は赤ワインがよくお似合いです。
私たちが食べた後に、背後を通る際に「Perdón(スペイン語)」ではなく、「Pardon(フランス語)」と声をかけたらニッコニコの笑顔をみせてくれました。
こういう、旅先でのふれあいの思い出は一生忘れられないですね。
こちらは、食べた記念写真です。







おしゃれより防寒重視な装いだったね。



それでいいと思うよ。快適に旅を楽しむことが大事。
ここからは、市場で撮った縦構図の写真をギャラリーとしてお楽しみください。
※ 画像をクリックまたはタップで大きく表示できます












ギャラリーの写真から、サン・ミゲル市場の楽しい雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
こちらは、市場の裏口です。


夜のサン・ミゲル市場周辺


マヨール広場、サン・ミゲル市場周辺は、夜のほうがよりスペインの空気が感じられるかもしれません。
2度目のマドリード、7日目の街歩きを全て終えてから撮影した写真ですが、オレンジ色のネオンの効果もあり日中より盛り上がっているように感じました。


明るく大勢の人で賑わっているため、夜遅い時間でしたが全く怖さはありませんでした。


私たちはこの後地下鉄に乗ってホテルへ向かいましたが、スペインの夜はとても長いのでしょうね!


サン・ミゲル市場のアクセス
サン・ミゲル市場の地下鉄最寄駅
- Sol:6分
- Ópera:5分
- Gran Vía:11分
- Banco De España:18分
その他に訪れたマドリードの市場


暮らすように旅をしたいかた、スペインの生活をより身近に感じたいかたには、こちらの市場もオススメです。




サン・ミゲル市場まとめ


今回は、スペインのマドリードを訪れたら必ず立ち寄りたい、市民の台所でもあり観光名所でもあるサン・ミゲル市場を紹介いたしました。
新鮮な地元食材や美味しいタパスが豊富にそろい、活気あふれる雰囲気が訪れる人々を魅了します。
スペインのさまざまな食べ物をつまみ食いしながらスペインの文化に触れることができるので、スペインでバルデビューする前にサン・ミゲル市場を訪れることを強くオススメします。
ザワザワした楽しい雰囲気もまたスペインらしいです。
あと、トイレは有料(0.5€)ですが、とても綺麗なので、ここで済ませておくと安心です。
マドリード中心部の中心にあるため、私は街歩き中に何度かサン・ミゲル市場のトイレを借りました。
次回は、マドリード王宮、アルムデナ大聖堂周辺を散策したときの様子をお届けします。


7日目は、あと2回で終わらせたいところですが、これまた写真の選別に時間がかかりそうです。汗
- 王宮、大聖堂
- デボー神殿と夜景
それが書き終えたら、8日目はレアル・マドリードの選手たちがよく訪れるというバスク料理店とスーパー巡りについて書く予定です。
数あるブログの中から、当ブログを訪れていただきありがとうございました。
写真メインではありますが、引き続き暮らすように旅するマドリードをお楽しみいただけると幸いです。



最後まで読んでいただきありがとうございました。



¡Hasta luego! (またね)



