¡Hola! Madoriです。
今回は、マドリディスタの聖地、レアル・マドリードのスタジアム『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』で試合観戦したときの様子をお届けします。
スペイン旅行記の続きになりますが、この試合観戦がこの旅のメインイベントとなりますので、最後までお楽しみいただけたらと思います!
ホテルからスタジアムまで
滞在していたアパートメントホテルからレアル・マドリードのスタジアムまでは、地下鉄やバスなどの公共交通機関は利用せずに、徒歩で向かいました。
最短で徒歩17分なので少し歩きますが、お散歩も楽しいエリアです。
ひとりで都内を17分歩くとなるとけっこう遠く感じますが、旅は非日常。
そして、マドリードの街は観光地ではなくても綺麗なので、道中、夫とおしゃべりをしながら周囲を眺めているだけでも楽しかったです。
そのため、それほど遠さは気になりませんでした。
スタジアムに近づくにつれ、ユニフォームを着た人々が多くなってきました。
写りがあまり良くありませんが、上の写真の木立の間にみえるのがスタジアム「エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ」です。
ワクワク感が高まってきました!
スタジアムの写真
Estadio Santiago Bernabéu
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ
この試合は夜開催で、夜のサンティアゴ・ベルナベウは、とてもクールでエレガントです。
このスタジアムは建築物としても好きなので、いろいろな角度から写真を撮りました。
特に夜景は、ミラーレス一眼カメラで撮影するとよりいっそう美しさが際立ちます。
2017年10月 ラ・リーガ第9節 レアル・マドリード対エイバル
Real Madrid – Eibar
レアル・マドリード – エイバル
- 2017年10月22日(日)19:45 –
- チケット代:130€
- 座席:メインスタンド2階席
初めての観戦はバックスタンド側でしたが、今回は試合の観やすさ重視でメインスタンド側正面の2階席をとりました。
そして、なんと私たちの席の背後はガラス張りのBIPルーム。
そこに、息をのむような美少年が何人かいました。
栗色の髪に青い目で、何者なのか、ずっと気になってしまいました。
チケットは、前回同様にウォレットアプリに登録しておきました。
これをかざすだけで入場できます。
※ 画像には載せていませんがQRコードがあります
前回同様に、空港の手荷物検査のような検査を受けます。
何も問題がなければそのまま入場できます。
こちらのサイトに持ち物についての注意事項が載っていたので、一部を引用させていただきます。
撮影可。一般的には、レンズの長さが10cm程度までで、プロカメラマン用の大きなレンズのものでなければ、持ち込みは可能。ただし、当日の係員の裁量によって異なり、正確な規定はない。
引用元:リーガエスパニョーラ観戦完全攻略法Part.2 ~観戦日編~|2015年11月20日|
カメラの話で思い出したのですが、阪神タイガースの大ファンの友人が試合観戦のために一眼レフを購入し、スタジアムでバシャバシャ撮った写真(望遠レンズで撮影)をFacebook上にたくさんUPしていました。
そのことについて、友人に嫉妬したことがあります。笑
野球の試合は望遠レンズOKなんだ!?マドリーのスタジアムは、ダメみたいなんだ。
えー!それツラいね。私は阪神の試合撮るためにカメラ買ったから、禁止になったらキツいなぁ。
したがって、本記事で使用している写真は、ミラーレス一眼カメラでも望遠レンズは使用しないで撮影したものになります。
スタジアムに入場したのは、前回はキックオフの一時間前でしたが、今回は少し遅めの30分前でした。
試合のパンフレットの表紙は、前回も今回もクリスティアーノ・ロナウドです。
スタジアムのトイレ
スタジアムのトイレは普通に綺麗です。
しかし、注意していただきたいことが一点あります。
トイレットペーパーが各個室に設置されておりません。
したがって、個室に入る前に入り口でトイレットペーパーを使用する分だけ手にとります。
ベルナベウは女性客も多く、ハーフタイム時にはトイレがけっこう混雑しますので、用を済ませてから気づくとアワワとなります。。。
私は、前回の観戦でヒヤリとしました。
幸い個室に入ってすぐ気づいたのでセーフでした。
選手たちの練習風景
選手たちがピッチに入ってきて練習を始めます。
ミラーレスで撮影したので、前回より綺麗に撮れています。
今回はメインスタンド側なので、選手たちの練習している姿は近くでは観られませんでした。
選手たちの練習を近くで見たい場合は、バックスタンド側がおすすめです。
ですが、このとおり、指揮官のジダンを近くで見ることができました。
選手たちの練習風景を眺めているだけで、感極まりますね!
少しズームしてみました(望遠ではなく普通レンズです)。
選手たちの練習が終わると、このように芝に水がまかれます。
ベルナベウの芝生は、イタリア製の「ハイブリッド芝(天然芝と人工芝)」とのこと。
そして、いよいよメンバー紹介です。
このような感じで、ひとりひとりアナウンスされます。
注目の選手は、やはりクリスティアーノ・ロナウド(7)と、ルカ・モドリッチ(10)です。
前回はモドリッチが途中出場でしたが、今回はスタメンで観ることができて嬉しい。
そして、今は移籍してしまったテオ・エルナンデス(15)と、キコ・カシージャ(13)。
この二人も好きだったな。
もうひとりはセンスの塊、ダニ・セバージョス(24)。
あとは、召集はされましたが出場できなかったマルコス・ジョレンテ(18)。
今シーズンは絶好調で存在感をみせています。
現地で観たかったな、ジョレンテ。
メンバー紹介が終わり、キックオフ前のアンセム「Hala Madrid y Nada Más」が、スタジアム内に響き渡ります。
今回は座席を間違えなかったので、しっかりアンセムを聴くことができました。
感動のあまり涙がホロホロ流れてきました。
選手たちが握手を交わし、手を繋いでいた子どもたちがピッチを離れます。
現地ペーニャのボルテージが最高潮に達しています!
7番の旗…クリスティアーノ_:(´ཀ`」 ∠):
(ロス再発…)
気を取り直して・・・いよいよ試合が始まります!
メンバー紹介
ラ・リーガ9節、レアル・マドリード対エイバルのメンバー紹介です。
指揮官
ジネディーヌ・ジダン
スターティングメンバー
- GK キコ・カシージャ (13)
- DF セルヒオ・ラモス (4)
- DF ラファエル・ヴァラン (5)
- DF ナチョ・フェルナンデス (6)
- DF テオ・エルナンデス (15)
- MF ルカ・モドリッチ (10)
- MF カゼミーロ (14)
- MF イスコ (22)
- MF ダニ・セバージョス (24)
- FW クリスティアーノ・ロナウド (7)
- FW マルコ・アセンシオ (20)
交代メンバー
- FW カリム・ベンゼマ (9) 64分
- FW ルーカス・バスケス (17) 71分
- DF マルセロ (12) 71分
試合結果
3 – 0で、今回もレアル・マドリードが完勝!
前回、現地観戦したときも同じスコアでした。
これで、現地観戦含めマドリーの試合観戦の勝率は100%になりました!
得点はこちら
- オウンゴール 18分
- FW マルコ・アセンシオ (20) 28分
- DF マルセロ (12) 82分
オウンゴールはともかくとして、アセンシオとマルセロの美しいゴールを観ることができました。
特にマルセロが凄かったです!ベンゼマとの息の合った連携から生まれたスーパー芸術的なゴールで、このシーンは何度でも観たいほどでした。
記憶に残るようなゴールを現地で観ることができてとても幸せです。
この日のスタメンはボールコントロールスキルの高い選手揃いで、結果だけではなく観ていてたいへん楽しい試合でした。
帰国後に確認したWOWOWの録画放送でも実況&解説が仰っていましたが、なかでも印象に残ったのが、MFのダニ・セバージョス。
もともとボールコントロールスキルの高さに定評のある選手なのですが、ドリブルも特徴的で、まるでスケートリンクを滑っているようななめらかさ。
これは、テレビではあまり感じられなかった姿でした。
それ以来、セバージョスがスタメンに選ばれるとワクワクしてしまいます。
ジダン政権では、なかなか出場機会に恵まれませんでしたが(涙)
今回もクリスティアーノの得点は残念ながらありませんでした。
プレーしている姿が観られただけで幸せですが、結局現地マドリードでは一度もクリスティアーノの得点は観られず・・・。
クリスティアーノの得点を生で観たのは、2016年に横浜で開催されたCWC(クラブワールドカップ)のみでした。
それでも、生で観られただけ良しとしましょう。
今はユヴェントスに所属しているクリスティアーノ。
ユヴェントススタジアムは観客動員数が少なく、チケットを入手するのが大変困難のようです。
いつか、イタリアのトリノでもクリスティアーノの活躍を観てみたいですが、果たしていつのことになるのやら・・・です。。。
ユニフォームはこのシーズンのものではなく、2016-2017シーズンのものを着用しました。
マフラーの掲げかたがイマイチです。
このシーズンのユニフォーム、クラシカルなデザインでとても好きでした。
そのうえ、両脇に濃紺のラインが入っているので着痩せ効果もあるのです。
- 私:ルカ・モドリッチ(19)
- 夫:ハメス・ロドリゲス(10)
ハメスはドイツ、ブンデスリーガの強豪バイエルンに移籍してしまいましたが、ハメス10番がどうしても欲しかったようです。
私たちが購入するユニフォームはCLで優勝したシーズン、もしくはデザインが気に入ったシーズンのもの。
したがって、現地観戦で着用するユニフォームは古いものになります。
今シーズン2018-2019はデザインがとても気に入ったので既に購入済みです。
やはり、クロアチア贔屓なのでモドリッチのユニフォームを購入しました。
初のモドリッチ10番ユニフォーム!
19番も好きだけどね!
ルカ・モドリッチをもっと知りたい方は、ぜひこちらの2冊をお読みいただければと思います。
試合終了後のモドリッチ、しっかり捉えました!
インタビューを受ける、まるちゃん(マルセロ)の後ろ姿も見えます。
今回は夜開催だったので出待ちはしませんでした。
\ アディダスオンラインショップ /
レアル・マドリード
ホームユニフォーム
プラスチック廃棄物ゼロを目指すアディダスの取り組みの一つをカタチにした、100%リサイクル素材で作られたアイテム。
試合終了後のスタジアム周辺
試合が終わったあとのスタジアム周辺は、このような雰囲気です。
喉が渇いたので、スポーツドリンクを買いました。
アクエリアスのオレンジ風味が、なかなか美味しかったです。
そして、大好きな騎馬警官。
トラック前で待機するお馬さんたちの写真は、やはり撮ってしまいますよね。
このトラックでお馬さんたちが移動します。
グッバイ、ベルナベウ。またいつの日か!
試合レビュー
前回同様に、お世話になっているhirorealさんのレビューを紹介させていただきます。
いつも良質なレビューをありがとうございますm(__)m
翌日の新聞
今回宿泊したアパートメントホテルでは新聞を扱っていなかったので、近所のキヨスクのようなお店でMARCAとasを購入しました。
新聞一面は、途中出場で素晴らしいゴールを決めたマルセロでした。
マルセロも観ていて楽しく大好きな選手です。
現地で新聞を買うのも、暮らしているようで楽しいですね。
余談
元クロアチア代表のムラデン・ペトリッチが、私たちが観戦した4日前(10月18日)に、ベルナベウでUEFAチャンピオンズリーグ観戦していたことを知りました。
UEFAチャンピオンズリーグ
欧州クラブシーンにおける最も権威ある国際大会であり、決勝のテレビ視聴者は毎年1億人を越える。
引用元:UEFAチャンピオンズリーグ – Wikipedia
結果は、ホームで1 – 1の引き分けでしたが・・・。
2枚目には、モドリッチとのツーショット写真を載せていました。
ペトリッチ、相変わらずかっこいいな。
惜しい!もう少し早めにマドリード入りしてCL観戦もすればよかったね。
これだけの観客動員数なので会えるはずもありませんが、同じ空間にいたというだけで舞い上がってしまいそうです(笑)
初めての現地観戦(2016年11月)
スペイン、サンティアゴ・ベルナベウ、いずれも初めて訪れたのは2016年11月。
その時の記事も、この場をかりて紹介させていただきます。
初めて訪れた憧れの聖地で昼間開催。
昼間開催の試合は光が眩しく夜より見づらいですが、スタジアム周辺をゆっくり満喫できます。
アクセス
マドリード中心部、Sol、Gran Vía 、Óperaなどの駅からスタジアムまでは地下鉄で約20分。
これらの駅からは乗り換えが1回あります。
乗り換えなしで行くなら、観光地周辺からは少し離れていますが、Tribunalで乗車すると13分で到着します。
歩くのが苦にならない、地図が読める、土地勘がある程度あるなら、Tribunal駅まで歩いて乗り換えなし1本で行くのがおすすめ!
歩きたくない人、道に迷いたくない人は中心部の駅から乗車して乗り換えて行ったほうが確実です。
乗り換えはそれほど難しくありません。
首都圏に住んでいる、もしくは通勤されているかたなら大丈夫でしょう。
住所
Santiago Bernabéu, 28046 Madrid, España
地下鉄最寄駅
- Santiago Bernabéu から徒歩1分
- Cuzco から徒歩7分
- Nuevos Ministerios から徒歩10分
- Concha Espina から徒歩13分
- Estrecho から徒歩16分
- Republica Argentina から徒歩17分
- Colombia から徒歩18分
- Tetuán から徒歩18分
- Cruz del Rayo から徒歩19分
- Alvarado から徒歩20分
地図
まとめ
レアル・マドリードのスタジアム「エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ」は、徒歩20分圏内に地下鉄最寄り駅がたくさんあるので大変アクセスがしやすいです。
滞在するホテルもこれらの駅周辺で選ぶと夜遅い試合でも歩いて帰れます。
私たちは、2016年は「Colombia」、2017年は「Tetuán」周辺のホテルに滞在しました。
暮らすように旅したいかたには、この周辺滞在はとてもおすすめです。
高級市場などがあり富裕層が多く住んでいて治安の良さを実感できるのはColombia。
スーパーが数多く滞在するのに便利と感じたのはTetuán。
Tetuánは外国人労働者が多く住むエリアではありますが、不安な雰囲気は感じられませんでした。
ただし、夜遅く帰ってきたときは駅周辺のシャッターが殆ど閉まっており、そのシャッターが落書きだらけなので「怖い」と感じるかもしれません。
誰かと一緒ならTetuánでもいいと思いますが、ひとり旅や女子旅ではあまりおすすめできません。
Santiago Bernabéu周辺がベストですが、ホテル代がお高くビジネスエリアなので滞在というより観戦するために1泊するのに向いています。
観光メインで試合観戦はついで…というかたは、スタジアム周辺ではなくマドリード中心部でホテルを探したほうが良いでしょう。
Nuevos Ministeriosは、世界一大きなZARAの店舗やデパートがあります。
それ以外の駅は、まだ訪れていないのでわかりません。
試合観戦記は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
¡Hasta luego! (またね)