Bonjour. Madoriです!
前回の旅行計画は、レ・ミゼラブルの舞台を歩くということで、マレ地区の「サンポール・サンルイ教会」を紹介しました。
今回はその流れで、同じく歴史が香るマレ地区の、今も残る最古の貴族の館と木組みの家。そして、その近くの気になる教会に寄ってみたいと思いました。
同じマレ地区歴史探訪でも、今回はレ・ミゼラブルの時代より古い時代です。
レ・ミゼラブルは19世紀前半が舞台ですが、今回は中世と15〜16世紀。
ヴィクトル・ユゴーといえば「レ・ミゼラブル」ですが、小説「ノートルダム・ド・パリ」も有名です。
今回は、「ノートルダム・ド・パリ」の時代ですね。
なんだか、レ・ミゼラブルの舞台を巡る旅というよりは、ユゴー小説の舞台を巡る旅になりそうな予感。笑
いずれにしても、パリ歴史探訪の旅、いつパリに行けるか全くわかりませんが、想像するだけでワクワクします!
まだ旅行計画の段階ですが、今回紹介する場所も必ず立ち寄りたい場所なので、ブログに残しておきたいと思います。
ブログに書くと、計画が実行されやすいのも実証済みなのです!
マレ地区のサンス館
Hôtel de Sens
サンス館
まるでタイムスリップしたかのような、おとぎ話に出てくるお城のような佇まいです。
マレ地区に残る最古の邸宅です。中世の建物としてはマレ地区で一番古く、その時代の雰囲気をよく残しています。サンスという名前は、当時強大な権力を持っていたサンス大司教から来ています。当時のパリはサンス大司教に管轄される一地区に過ぎませんでした(そのためサンスの街はパリよりも重要な位置を占めていました)。サンス館はサンス大司教がパリに滞在したときに使われた豪華な私邸で、1475年から1519年にかけて建てられた後期ゴシック様式と初期ルネサンス様式の間に当たる建物です。
引用元:サンス館|パリ観光地|パリ観光サイト「パリラマ Paris-rama」
現在は、専門図書館「フォルネー図書館」になっています。
サンス館の前の美しいフランス式庭園の中庭は、誰でも自由に入ることができるようです。
マレ地区のフランソワ・ミロン通り
Rue François-Miron
フランソワ・ミロン通り
写真は、通り沿いある木組みの家。この木組みの家が見たいがために、この通りを訪れたいと思います。
木組みの家というと、アルザスのコロンバージュが有名ですが、実はフランス各地に木組みの家が存在します。
中世の面影が残る木組みの家が、まさか大都会のパリにも残っているなんて驚きですよね。
フランス革命で燃えなかったのかな!?
フランスでは17世紀初頭に火事が頻繁に発生したため、王室の条例によって新規の木造民家の建設は禁止されました。
保護文化財となっている木組みの家は管理がとても大変なんだとか。
写真で切り取ると、まるで「ノートルダムの鐘」の世界そのものですね。
マレ地区のサンジェルヴェ・サンプロテ教会
Église Saint-Gervais-Saint-Protais de Paris
サン=ジェルヴェ=サン=プロテ教会
この教会は、上で紹介した木組みの家が建つ「フランソワ・ミロン通り」の近くにあり、ちょうど通り沿いにあるので、ついでに寄ってみようという感じです。
実は、パリを訪れたときに遠目からこの教会を眺めているのです。
それが、コンデジのズームで撮影した上の写真です。
何だか気になり、この長い名前の教会を帰国後調べたところ、1494年〜1657年に建てられた立派な教会とのこと。
パリ市庁舎からも近く、こちらの滞在記で、そのときの様子を紹介しています。
教会についても少し触れています。
Instagramで写真を探していたら、素晴らしい教会内部の写真を見つけました。
これは、中にも入ってみたいね!
マレ地区散策ルート
今回は、サンポール・サンルイ教会から、サン=ジェルヴェ=サン=プロテ教会までのルートです。
- Paroisse Saint-Paul Saint-Louis
サンポール・サンルイ教会 - Hôtel de Sens
サンス館 - Rue François Miron
フランソワ・ミロン通り - Église Saint-Gervais-Saint-Protais de Paris
サン=ジェルヴェ=サン=プロテ教会
さいごに
いかがでしたでしょうか!?マレ地区は歴史好きな方に特におすすめのエリアではないでしょうか。
今週は特に旅行計画を立てるのが楽しすぎて連日の更新となりましたが、次回からは通常通りの更新ペースにしたいと思います。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Merci. Au revoir. À bientôt !
(ありがとう、またね)