Bonjour. Madoriです!
パスポートも無事に申請&受け取り、「たびレジ」も登録。
パリという大観光地を訪れる期待と不安がごちゃ混ぜになるなど落ち着かない数日間を過ごしておりましたが、あと2週間で出国の日を迎えます。
「そうだ、パリに行こう!」と、決めてからあっという間です。
今回の記事は、パリ旅行で体験したいことの紹介です。
それは、往年のスターたちが撮影したモノクロ写真を撮ることができるセルフキャビン『キャビン・フォト・スタジオ・アルクール』で、思い出の1枚を撮ることです。
パリの中心地にあるにもかかわらず、手頃な価格でプロの写真家が撮ったような素敵な写真を撮ることができます。
旅の思い出に、ぜひいかがでしょうか!
パリで体験してみたいこと
実は、パリを訪れて体験したいことがあるのです。
記事タイトルの通りなのですが、各界の著名人が愛したフランス社交界御用達の超高級写真館として知られる、こちらで写真を撮ってみたいのです!
Studio Harcourt Paris
スタジオ・アルクールで撮影したブリジット・バルドーのモノクロのポートレート、素敵ですね!
アルクールのモノクロの世界には、ウットリしちゃいますね。
スタジオ・アルクール・パリ
※ 写真はイメージです
Studio Harcourt Paris
憧れのスターたちがこぞって訪れたという伝説の場所。
そこは、パリ16区の高級住宅街の中にあります。
1934年創業以来、30万人を超える人々のポートレートを撮影してきたとのこと。
その多くは世界各国の時代を代表する俳優、女優などのスターたち。
- アラン・ドロン
- ジェラール・フィリップ
- エディット・ピアフ
- ブリジット・バルドー
- マレーネ・ディートリヒ
- カトリーヌ・ドヌーヴ
- ジャン・コクトー
あまりの華やかさに、こう語った人もいるそうです。
En France,on n’est pas acteur si l’on n’a pas été photographié par les Studios Harcourt.
フランスでは このスタジオで撮影しないうちは俳優ではない
設立に携わったのは、このお方。
Cosette Harcourt
かつて、フランスの貴族が肖像画を残したように、写真という新しい肖像画のあり方を示したそうです。
彼女は映画の照明技術を応用して独特の写真スタイルを生みだしたといいます。
その独特の技術とは、「la lumiére(光)」と「l’ombre(影)」だけで描くモノクロ写真で、微妙なコントラストを生みだすこと。
私も、この写真を初めて見たときにコントラストが絶妙だなぁと思いました。
写真というより絵画を眺めているような感覚を抱いたのです。
どこか非現実的で神秘的な雰囲気。
アルクールの光と影だけで描くモノクロ写真からは、究極の美が感じられました。
日本の女優、常盤貴子さんも、語学番組の収録でパリのスタジオ・アルクールで撮影されていらっしゃいました。
仕上がりのお写真、モノクロ映えしてとても美しかったです。
ところで、あのズラタン・イブラヒモヴィッチ様もPSGに所属していた頃にアルクールで撮影されていらっしゃいました。
往年のスターというより「王の肖像」ですね!
スタジオ・アルクール ・パリの公式サイト(フランス語)はこちらです。
10€で体験できるアルクールの世界
ここまで盛り上がっておいて何なんですが、私はスタジオ・アルクール・パリでは撮影しません。
いや、できません・・・と言ったほうが正しいですね。
ヘアメイク付きとはいえ、撮影費用がもう一回パリに渡航できるくらいかかりますので・・・。
ですが、そんな庶民の私でもアルクールの世界を体験できることを知りました。
それが、下の写真です。
Cabine photo Studio Harcourt
まるでプリクラや街中にあるスピード写真機のようですが、まさにソレです。
このセルフキャビンで、アルクールのような写真が撮影できるとのことです。
フラッシュではなく、3箇所に配置した照明のバランスで顔に陰影を作ります。
- スポットライト(正面かなり上から)
- キーライト(正面やや上から)
- タッチライト(背後から)
写真機内には、このようにフランス語で手順が記されています。
- Ne bougez pas pendant la prise de vue.
撮影中は動かないでください。 - Réglez la hauteur du siége pour que votre visage soit bien éclairé et dans la lumiére..
座席の高さを調整して、顔が明るく照らされるようにします。 - Soyez créatif et laissez vous guider par votre imagination : penchez la tête,regardez l’objectif et prenez la pose “Harcourt”!
創造性を発揮し、想像力に導かれます。頭を傾け、レンズを見て、「アルクール 」ポーズを取ります!
- 「アルクール」ポーズ:前屈みで上目使いにレンズを見つめること
旅番組でこのセルフキャビンの存在を知ったのですが、ナビゲーターの役者さんが撮った出来上がり写真が素晴らしかったのです。
普通にイケメンな役者さんなので、それはそれは素敵に撮れていましたよ。
10€と、スピード写真にしてはお高いですが、何せアルクール様ですから。
私自身も、おそらく10割増くらいに撮ってもらえるのではないかと期待しております。笑
期待しすぎでしょうか。笑
そして、ダンナさんとのツーショットにしようか、自分だけが写っているのにしようか悩んでいます。
両方撮ってもいいけどね。
「キャビン・フォト・スタジオ・アルクール 」が設置されている場所を調べてみました。
パリ市内には10箇所あるようで、以下は場所とアドレスになります。
博物館 / 美術館
Monnaie de Paris
(パリ造幣局)
11 Quai de Conti, 75006 Paris
ホテル
Terrass Hotel
12-14 Rue Joseph de Maistre, 75018 Paris
デパート
LE BHV MARAIS
52 Rue de Rivoli, 75004 Paris
ショッピングモール
Carrousel Du Louvre
(カルーセル・ド・ルーヴル)
99 Rue de Rivoli, 75001 Paris
Beaugrenelle
12 Rue Linois, 75015 Paris
店舗
Galerie Des Champs
88 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris
展示貿易センター
Le Palais des Congrès de Paris
(パレ・デ・コングレ・ド・パリ)
2 Place de la Porte Maillot, 75017 Paris
劇場
Théâtre des Champs-Elysées
(シャンゼリゼ劇場)
15 Avenue Montaigne, 75008 Paris
映画館
Studio 28
10 Rue Tholozé, 75018 Paris
MK2 Bibliothèque
162 Avenue de France 128, 75013 Paris
「パリ造幣局」内のセルフキャビン
私たちはホテルからのアクセスが良い「パリ造幣局」内のキャビン・フォトスタジオを利用することになりそうです。
「パリ造幣局」の貨幣博物館は有料(10€)ですが、中庭のギャラリーには無料で入ることができます。
キャビン・フォトスタジオは中庭にあります。
公式Instagram
中庭には現代アート作品も並んでいるそうです。
パリ造幣局、穴場かもしれないね!
とても楽しみ!
- 名前 Monnaie de Paris(パリ造幣局)
- 住所 11 Quai de Conti, 75006 Paris
- 営業 水:11:00~21:00
- 木金土日火:11:00~19:00
- 月:定休日
- 交通 メトロ7号線「Pont Neuf(ポン・ヌフ)」から徒歩6分
- WEB https://www.monnaiedeparis.fr/
さいごに
いつか、16区の「スタジオ・アルクール・パリ」でも撮影してみたいですね。
遺影を意識する年齢になっているかもしれませんが。
数あるブログの中から、当ブログを訪れていただきありがとうございました。
À bientôt! (またね)