Bonjour. Madoriです!
パリ滞在記の続きです。11回の今回は、1日目滞在の最終回となります。
もう少し短く区切りたかったのですが、途方に暮れそうなので1回にまとめることにしました。
カメラのアクシデントがあり、今回の記事中に使用する写真は、全てiPhone(6 & 6s)で撮ったものです。
したがって、あまり写りがよくありませんが、フォトウォークが楽しいサン・ジェルマン・デ・プレの街並みを、たくさんの写真をつかって紹介していきたいと思います。
オルセー通りから散策スタート
アレクサンドル3世橋を後にし、ホテルまで歩いて帰ります。
かなり疲れているはずなのに、私たちは公共交通機関を利用せずにまだ歩いていたい気分だったのです。
パリはお散歩が本当に楽しい。
初日は控えめに…と思っていたのに、初日だからこそ!と、1日散策しているうちに気が変わり、パリの街とたわむれるように歩き続けるのでした。
コンコルド広場にかかるコンコルド橋のあたりまで来ました。
歩いている通りは、オルセー美術館に続くオルセー通りです。
そこから、また気になる建物が見えてきました。
Assemblée Nationale(アサンブレ・ナシオナル)
Assemblée Nationale
セーヌ川沿いに建つギリシャ風の建物です。
アサンブレ・ナシオナルは「ブルボン宮殿」ともいわれ、パリの国会議事堂(下院)とのことをさします。
上院は、リュクサンブール公園の中にある「リュクサンブール宮殿」です。
建物の右側には、エッフェル塔の先頭部が覗きこむようにみえます。
L’église de la Madeleine(マドレーヌ寺院)
マドレーヌ寺院のような外観だと思ったら、真っ直ぐ先の反対側の右岸にマドレーヌ寺院がありました。
何もかも計算され尽くしたパリの景観には敬意を表さずにはいられません。
マドレーヌ寺院につきましては、こちらの記事で紹介していますので、もしよろしかったらご一読いただけたらと思います。
Bd Saint-Germain(サン・ジェルマン大通り)
オルセー通りから、サン・ジェルマン大通りに出てきました。
すると、いきなりEU(欧州連合)のフラグ(上の写真)が目に飛び込んできました。
調べてみたところ、州政府事務所のようです。
サン・ジェルマン大通りは、建築散歩が楽しい通りでもありました。
こちら、右にみえるのは「Quilvest Capital Partners」という投資ファンド会社のようです。
他にも、何の建物かわからず撮った写真も数多くあります。
順不同で載せていきます。
優美でエレガントな建物が多いので歩いているだけで楽しかったです。
円形の建物って目を引きますよね。バルコニーの黒いアイアンも曲線で美しいです。
こちらは時計台でしょうか!?建物を含め、立派ですね。
壁の彫刻、窓の形、ベランダの黒いアイアン、そしてブティックやアパルトマンのドア。
パリのエレガントさに、すっかり魅了されてしまいました。
なぜ、こんなに整っているのでしょうか。ため息が出るほどウットリします。
下の写真は、思いきりトリミングをしてみました。
ドア、窓マニアですから。
ドアだけではなく、ドアまわりの壁の彫刻も細かく観てしまいます。
こちらはÉglise Saint-Thomas-d’Aquin。
深緑色のドアが美しいですね。
パリのアパルトマンと空。
テンション上がる街並みが美しいですが、画質が良くないのが残念です。
サン・ジェルマン・デ・プレ界隈には、思わずウォッチングしてしまう素敵なマダムが多かったです。
モンパルナスタワーがみえてきました。帰りは雨が止んでいたのでハッキリと。
こちらは、雨が降っていたときに撮った写真ですが、モンパルナスタワーの上が霞んで幻想的でした。
お買い物をしたAIGLEまで戻ってきました。
ここからは、少しパリの生活感あふれる写真を載せていきます。
パリの街を綺麗に魅せてくれる街路樹の手入れをするムッシュウ。
仕事をする人を撮るのも良いものですね。
そういえば、この日パリは祝日でした。
どうりで街が静かなわけです。
道路工事の音など全く聞こえてこなかったのです。
こちらは、ヨーロッパを訪れると撮らずにはいられないメトロ出入り口。
パリは5パターンくらいあるようですが、アートですね。
個人的にはエクトール・ギマールが手がけたアール・ヌーヴォースタイルが美しいと思いましたが、上の写真のタイプも素敵です。
アール・ヌーヴォースタイルの地下鉄駅は2日目に見つけたので、こちらで紹介しています。
こちらはなんと、キックスケーターが転がっています。
置き去りにされている。
キックスケーターは、ヴェリヴ(自転車)同様にパリの新たな交通手段として需要があるそうです。
これらは、12月上旬から続いていたデモで公共交通機関が麻痺したときにも大活躍だったそうです。
ショーウィンドウに白いピアノを発見!
こちらは、おもちゃ屋さんでしょうか。クロアチア国旗のようなロケット型のおもちゃに思わず反応してしまいました。
バス停を通りかかるたびにPSGの選手を意識してしまう私たちです。
またPSGの選手みつけた。
DFのマルキーニョスだね。
パリと言ったらカフェですよね。
Mucha Café
いつか中にも入ってみたいです。
カフェのある景色はカメラを向けずにはいられません。
「Le Saint Germain」というカフェです。
ここも気になります。
ちょっと中華店のような色使いですが、たまにInstagramでも見かけますね。
Café de Flore(カフェ・ド・フロール)
Café de Flore
このカフェには必ず寄る!と、意気込んでいた老舗カフェがこちらのCafé de Floreです。
左にみえるのが、「Café de Flore」で右にみえるのが「Les Deux Magots」。
このふたつの老舗カフェをこの目でみたときは、嬉しさを抑えられませんでした。
「ドゥ・マゴ」は、サン・ジェルマン・デ・プレ教会の記事を書いたときにも紹介しました。
今回は「カフェ・ド・フロール」を紹介していますが、モノクロ映えのするカフェで、まるで古い映画に出てきそうな佇まいです。
Église de Saint Germain des Prés(サン・ジェルマン・デ・プレ教会)
Église de Saint Germain des Prés
サン・ジェルマン・デ・プレ教会
再びサン・ジェルマン・デ・プレ教会の登場ですが、この教会はすっかり私たちの心の灯台にもなり、眺めているだけで温かみが感じられます。
帰り道も出会えて嬉しい。
教会内部を見学したときとは別のアングルから撮影しました。
この教会もモノクロ映えしますね。
Rue de Buci(ビュシ通り)
サン・ジェルマン大通りから少し外れ、お目当てのサンドウィッチ屋さんに向かいます。
そのサンドウィッチ屋さんのあるRue de Buci(ビュシ通り) が、とてもローカル感あふれるときめく通りでした!
パリはエレガントであふれているけれど、こんな庶民的な雰囲気も親近感を抱けて良き。
この通り、めちゃくちゃ楽しそう!
ワインでも飲みたい気分になってきました。
The Smiths Bakery(スミス・ベーカリー)
The Smiths Bakery
お目当てのサンドウィッチ屋さん「The Smiths Bakery」に到着しました。
このお店は、『2度目のパリ「パリジャンの流儀編」』で紹介されていました。
辛口批評が人気の、パリの覆面グルメライターさん行きつけのお店とのこと。
バケットにバターとハムを挟んだだけというシンプルな「Jambon-beurre」が美味しいのだとか。
お目当てのお店なのに写真を撮り忘れてしまったので、Instagramの写真を貼っておきました。
若いイケメンパリジャンが店頭に立っていました。
パリ、イケメン率高し!
女性も可愛らしい人が多かった。
テレビで紹介されたとおりに、私たちはサンドウィッチ「Jambon-beurre」を2つ購入しました。
嬉しいことにレジのそばにあったガトーショコラの試食もさせてくれましたが、スイーツはサンドウィッチの大きさを見てやめておきました。
旅に食べ過ぎは禁物です。
マドリードでお腹壊しちゃったもんね。
このお店では、イートインもできるようです。
写真の撮り方があまりイケていませんが、私たちがテイクアウトしたサンドウィッチはこちらです。
サンドウィッチといえば朝食や昼食のイメージですが、とても大きいので夕食でもOKだと思います。
DELICA BUCI(デリカ・ビュシ)
サンドウィッチだけではバランスが悪いので、何か野菜でもと思い、スミス・ベーカリーの隣にあったお惣菜屋さん「DELICA BUCI」に入ります。
手前の赤い屋根のカフェが目立ちますが、私たちが寄ったのはグレーの屋根のお店です。
買ったのは、キャベツのコールスローサラダのようなもので、この量で200gです。
MAISON SAUVAGE(メゾン・ソヴァージュ)
MAISON SAUVAGE
ここは中には入っておりませんが、強烈にインパクトのあるお店だったので写真におさめました。
パリを訪れてから知った「MAISON SAUVAGE」というカフェなのですが、調べたところ人気があるようで、日本語でもけっこう紹介されていました。
フォトジェニックなため、Instagramでもよく見かけます。
私もこの写真を投稿しました。
やはり目立つのか気になるのか、保存件数も他のpostより多かったです。
次にパリを訪れたときには、ミラーレス一眼でもっと綺麗に撮りたい場所であります。
そして、お味の評判もなかなか良いようなので、お店にも入ってみたいと思います。
Cour du Commerce Saint André(コメルス・サン・タンドレ広場)
Cour du Commerce Saint André
こちらも、サン・ジェルマン大通りから少し外れたところにあります。
このアーチと、その周りに集まるカフェやレストランの雰囲気がとても良かったです。
パリの日常に出会えたような気分が味わえます。
このローカル感がたまらない。
こういう場所をもっと訪れたい。
ここも通りすぎただけなので、次にはもっとゆっくり散策を楽しみたいところです。
Thermes et Hôtel de Cluny(クリュニー浴場跡)
Thermes et Hôtel de Cluny
クリュニー浴場跡
再びサン・ジェルマン大通りを真っ直ぐ歩いていたら、パリの5区まで来ていました。
私たちが宿泊するホテルに近づいています。
ホテルは6区ですが5区がすぐそばなのです。
途中、遺跡(上の写真)を見かけました。
その名の通り浴場跡で、美術館にもなっているようです。
浴場跡の近くには、なんとPSGのカバーニの写真がありました。
移籍しちゃったけどね。
バス停ではなく広告塔。やはりイケメンは扱いが違うのでしょうか。笑
余談ですが、パリの至るところでPSGの選手を見かけるものだから、この滞在でPSGに親近感を抱いてしまいました。
本命はスペインのレアル・マドリードですが、いつかパルク・デ・プランスでPSGの試合も観戦してみたいところ。
ズラタン・イブラヒモヴィッチがPSGに所属していた頃は毎試合観ていたのですが、今はUCLくらいしか観なくなってしまいました。
パリのスーパーマーケット「MONOPRIX(モノプリ)」
旅の楽しみといったら、現地のスーパーではないでしょうか。
そこで、私たちもパリといえばのMONOPRIXに立ち寄ります。
ホテルからも近くてありがたいです。
この日は、食料品少々と現地調達するつもりでいた、コンディショナー、メイク落とし、マルセイユ石鹸、あとはエコバックを購入しました。
こちらは、購入したエッフェル塔のイラストが描かれた可愛らしいエコバックです。
コンディショナー、メイク落とし、石鹸。
食料品は、オレンジジュース、ヨーグルト、チーズ。
写真は、ホテルの洗面で撮りました。笑
ホテル近くのスーパーモノプリは、けっこう充実していました。
- 地下:食料品
- 1階:化粧品、消耗品類
- 2階:衣類、生活用品
品揃えも豊富で、なんといっても買い物していて楽しいです。
つい長居してしまいそうな雰囲気でした。
思い出深い出来事もありました。
食料品売り場でレジ待ちをしていたときに、私たちの前の年配のマダムがお会計に苦労していました。
- クレジットカードが使えない
- 別のカードも使えない
結局現金でお支払いをされたのですが、後ろに並んでいた私たちに申し訳なさそうな様子。
すみません。(仏)
大丈夫ですよ。気にしないでください。(仏)
レジの店員さんも、イライラした様子はいっさい見せず和かでした。
フランス、相変わらずレジがのんびりしているなぁと思うとともに、私は東京ではどうしてセカセカしてしまうのだろうと考えてしまいました。
異国の地での開放感もあるとは思いますが、フランスでは何故か大らかでいられるのでした。
モノプリでの出来事を思い出しながら、東京でもなるべく大らかでいられるようにしたいものだと思いました。
「短気は損気」とも言いますからね。
そして、このマダムとは翌日もまたこのモノプリで出会うのでした。
この「ご近所さん感」がまた暮らしているようで嬉しいのです。
充実した滞在1日目は、外がまだ明るいうちにホテルに戻りました。
サン・ジェルマン・デ・プレ散策ルート
地図は、アレクサンドル3世橋からサン・ジェルマン大通りを通り、ホテルに戻るまでのルートです。
詳しい場所や通り名などは、今回は省略させていただきます。
今回の記事は、紹介する場所が多いうえに、長くなりすぎました。
申しわけありません。
滞在したホテルにて
ホテルの部屋に到着しました。
バタンと倒れこみたい気分でしたが、その前に腹ごしらえをします。
このチェストをテーブル代わりにし、椅子2つを並べて簡単な夕食をいただきました。
買ってきたサンドウィッチとキャベツです。
サンドウィッチ、めちゃくちゃ美味しかったです!
大きいけれど余裕で完食。
バケット、バター、ハム、それぞれがとても良質で味わい深く、シンプルですがご馳走でした。
キャベツはコールスローのような味を想像していましたが、アジア風の味付けで、こちらも美味しかったです。
欧風の味に飽きたら、このお店でお惣菜を買って食べるのもいいかもしれません。
さて、お風呂に入って明日に備え早めに寝るとしましょう。
アメニティのNUXEの使用感が、とても良かったです。
ウットリする香りに包まれ、心地よい眠りに誘われました。
まとめ
長い長い滞在1日目をようやく書き終えることができました。
今回は、無理やり詰め込んだのでかなり長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
À bientôt ! (またね)