ノートルダム大聖堂まで徒歩15分!今回は、3泊お世話になったパリ左岸6区のおしゃれで快適な四つ星ホテルについて、建物内と居室内の写真を用いながらお伝えしていきます。ホテルは、セーヌ川に近い恵まれたロケーションで比較的治安も良く落ち着いた雰囲気の界隈です。初めてのパリ旅行でしたが、安心して滞在できました。
Bonjour ! Madoriです。
パリ滞在記、前回は出発からパリ到着までについて書きましたが、今回は宿泊したホテルを紹介します。
宿泊したのは、パリ左岸6区にあるスタイリッシュなホテルです。
それでは、さっそく紹介していきましょう。
パリのホテル選び
パリのホテル選びには苦労しました。なぜなら、これまで旅したニースやマドリードと比較するとパリの宿泊代は異常に高いと感じたからです。
そこそこ快適そうなホテルを検索すると、平均だいたい¥25,000。
ニースやマドリードでは一泊あたり¥7,000で泊まっていました。
特に、直近で訪れた2度目のマドリードは三つ星のアパートメントホテルだったので、滞在日数が長かったこともあり連泊割引が適用され、¥6,000以下で泊まれたのです。
パリにも¥10,000以下のお手頃価格のホテルもあることはありました。
ですが、バス&トイレが共同、狭すぎる、立地が悪い、フロントにスタッフが常駐している時間が短い・・・など、いくら外出している時間が長いとはいえ、パリ滞在初心者にはハードルが高いな、と。
したがって広さは妥協して、安心感とある程度の快適さ&利便性を優先して¥15,000前後で探すことにしました。
ランクも三つ星に絞って検索しました。ですが、なかなか気に入った場所が見つかりません。
そこで、マップ全体から価格帯別に探してみました。すると、価格良し、立地良し、設備良し、雰囲気良し、フロントスタッフ常駐のホテルが1件出てきました。
しかも四つ星クラス!
三つ星に絞って出てこなかったのはこのため。
ホテルの写真を眺めてみても、本当にこの料金で泊まれるの?と、思ったほど。
一泊平均:120€(¥14,400 くらい)
しかも、朝食付きです!朝食を付けるつもりはなかったのですが、同じ料金ならば付けてしまおうと。
今回は滞在日数が少ないし、毎日朝食を買いに行ったり食べに行く手間が省けて楽かなとも思いました。
調査を進めたところ、今回に限ってはホテル公式から予約するのが一番リーズナブルでした。
ただし、残念なことに・・・。私たちは運良く120€で滞在できましたが、ふだんは1泊平均250€くらいのホテルのようです。
特別枠だったのか何なのか理由はわかりませんが、予約が完了した後で再びサイトを覗いたら通常の料金に変わっていました。
いつも120€くらいで泊まれるなら、パリ滞在では毎回このホテルを使いたいと思ったのですが。
返金不可の場合、40%割引になる時期もあるようです。日や時間によって料金が変わるので、こまめにチェックすると今回の滞在くらいお値打ち価格で泊まれるかもしれません。
ちなみに、私たちは海外旅行の予約をするときはブッキング・ドットコム(Booking.com)にお世話になることが多いです。
私たちがBooking.comをおすすめする理由は以下の通りです。
- 幅広い選択肢
宿泊施設の掲載軒数が圧倒的に多いです。ホテル、アパート、ヴィラ、ホステルなど、さまざまな宿泊タイプから選択できます - 柔軟なキャンセルポリシー
予約変更やキャンセルが比較的容易です - 宿泊料金の表示がわかりやすい
検索結果一覧に表示される料金が、税金や手数料などすべて含まれています - 口コミ・評価システム
ユーザーが実際に滞在した後に投稿される口コミや評価が豊富にあり、信頼性の高い情報を得ることができます - 多言語対応
多言語対応しているため、世界中のユーザーが利用しやすいです
以上の理由から私たちはBooking.comがとても気に入っています。
Booking.comのまわし者ではありません。笑
前置きが長くなりましたが、ここから滞在したホテルの様子を写真メインで紹介していきます。
ホテルの階段とエレベーター
フロントでカードキーをいただき、居室に向かいます。
階段の雰囲気もいい感じ。
ステンドグラスも綺麗だね。
壁紙にはパリの名所が描かれています。
私たちが泊まる部屋は601号室なのでエレベーターを利用しました。
エレベーターは大人2人&荷物しか入らない狭いスペースですが、パリのホテルはこんな感じのところが多いそうです。
私たちが泊まるフロアの廊下。腰壁や天井など、クラシックホテルのよう。
廊下を歩いているときに、ミシッと音がする感じが心地よいのです。
私はモダンでラグジュアリーなホテルより古い建物を活かしたホテルのほうが好みなので、これがなかなかツボでした。
箱根のクラシックホテル「富士屋ホテル」に泊まった時のことを思い出しました。
ホテルの居室内
クラシックな雰囲気のホテルですが、入室するときはカードキーを使います。
部屋に入ります。部屋に入った瞬間の第一印象も、とても良かったです。
思わず「おぉー!」と声が出ました。
写真詐欺じゃなくて良かった。笑
ダーク色の壁紙がシックでお洒落だね。
壁にはセピア色の「パンテオン」の写真が飾られています。
テーブルの上には湯沸かしポットもありました。
椅子もクラシカルで可愛いです。
チェストもあり、洋服を収納できるのが嬉しかったです。
こちらの写真はトリミングしたので画質が粗くなってしまいましたが、化粧水のようなボトルが置かれています。
冷蔵庫もありますので、チーズやバターを買って保管しておけるのがいいですね。
ベッド側は赤系の壁紙がお洒落でした。ベッドはツインタイプですが、並べられているのでダブルベッドのようです。
このベッドは極上の寝心地で、横になってから数秒で眠りについてしまいました。眠りの質が良かったため、滞在中はずっと体調が良かったです。「寝具にはお金をかけるべき」と言われますが、本当にそうかもしれません。
すっかりこの部屋が気に入ってしまい写真をパシャパシャ撮っていると、ダンナさんが一言。
大事なことを忘れていない?
はやく、きづいて!
あーっ、エレンちゃん!ごめんごめん。
エレンちゃんとは、夫婦で溺愛している娘(ゾウのぬいぐるみ)のことです。笑
ベッドの上に出してあげます。やっぱりこの子がいると癒されるのです^^
やっと外に出られたね。
パリまで来ちゃった!
こんな親バカ記事も書いています。笑
こちらはクローゼット。広々としていてトランクも2つ入ります。
部屋の広さもじゅうぶんある上に広めのクローゼットがあるのは嬉しさ2倍。
快適な滞在になりそうです!
ホテルの水まわりとアメニティ
気になる水まわりも綺麗でした。洗面の間の仕切りが小さめなのが難点(お湯がハネます)ですが、バスタブも広々としています。
こちらはシャワー部分です。
アメニティーグッズには、パリを代表するナチュラルコスメティックブランド、NUXE(ニュクス)が使われているところもポイント高し。
シャンプー&コンディショナーの備えはありませんでしたが、ボディウォッシュをシャンプーとして、ボディローションをコンディショナーとして使うこともできるようです。
試してはみましたが、ボディウォッシュをシャンプーとして使うのは問題ありませんでしたが、ボディローションをコンディショナーにするのは正直物足りなかったため、このあとスーパーでコンディショナーを購入しました。
それにしても、NUXEはとても幸せな香りがしますね!ホテル全体がNUXEのウットリする香りに包まれていました。
フランスの好きなところのひとつに、降り立つと香水の香りがする・・・というのがあります。
日本では軽めの香水を使用していますが、本当はフランスのように少し強めの香水をつけたいところ。
洗面化粧台も清潔感がありました。
備え付けのドライヤーは少し乾きづらかったですが、ホテルの部屋が乾燥しているのでそこまで気にはなりませんでした。
トイレも綺麗で清潔です。トイレットペーパーにはうっすら模様が入っていて可愛らしかったですね。
ホテルの窓から眺めた外の風景
窓の外の眺めもチェック。ベランダも、これまた黒いアイアンがフランスらしい。
窓の外の景色。パリの色が広がっています。
何てことのない風景まで絵のようにしてしまうパリ。
この窓からの景色だけで感動していた私は、このあと街に繰り出してからずっと心が踊りっぱなしでした。
ホテルのロビー
部屋で荷物の整理をしたり軽くメイクをしていたら、時はAM9:00を過ぎていました。
そろそろ街歩きに出かけなくては!
その前に、ホテルのロビーでも写真を撮ったので数枚載せておきます。
これまでに泊まったホテルの中でダントツでおしゃれでした。
旅先でのホテルにはそれほどスタイリッシュさは求めてこなかったのですが、これは外出してホテルに戻るたびに気分が上がりますね。
ただし、ホテルの居心地が良過ぎるとホテルに籠りがちになるので注意です。笑
箱根のクラシックホテル「富士屋ホテル(宮ノ下)」に泊まった時なんかは、まさにそうでした。
お、この空間にMacが馴染んでいる。
奥のシャンデリアの部屋はレストランになっており、朝食は毎日こちらでいただいていました。
ホテル周辺の様子
ホテルの出入り口から撮影してみました。上の写真は、前回記事でも紹介したお気に入りの写真です。
少し離れた場所からも撮影しました。ホテルの外観もエレガントで良い感じです。
ホテルの向かいは、Lycée Saint-Louis(サン・ルイ高校)。
1280年にCollège d’Harcourt(アルクール カレッジ)として設立されましたが、1820年にサン・ルイ高校になったようです。
「Harcourt(アルクール )」に、思わず反応!「フォトスタジオ・アルクール」を思い出したのです。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
サン・ルイ高校の前には、パリ市のレンタルサイクル「Velib’(ヴェリブ)」のステーションもありました。
一度登録すると自転車ステーションのどこでも借りられ、どこの停車場でも返却できるという便利なシステムです。
私たちもパリで利用しようかと思いましたが、滞在中はあいにくの悪天候で残念ながら利用することはありませんでした。
こちらもホテルの前から撮影した風景です。
アパルトマンに広告塔。まさに、絵に描いたようなパリの日常風景ではないでしょうか。
そしてそして・・・。ホテルから数秒ほど歩くと、 パリの大学として有名なソルボンヌ大学に併設されている礼拝堂がみえます!
日中に眺めても優美ですが、薄暮れ時は言葉にならないほど美しかったです。
観光名所としても知られるソルボンヌ大学(礼拝堂)の優美な建物が、これほど近い距離にあるなんて贅沢ですね。
ホテルのアクセス
3 Rue de Vaugirard, 75006 Paris, France
パリ滞在のホテルまとめ
今回は、3泊お世話になったパリ左岸6区のおしゃれな四つ星ホテルについて書きました。
私たちが滞在したホテルは6区ですが、学生街のカルチエ・ラタン地区のある5区がすぐそばという素晴らしいロケーションでした。
6区のサンジェルマンデプレと5区のカルチエ・ラタンは、セーヌ川に近い恵まれたロケーションで比較的治安も良く、落ち着いた雰囲気の界隈です。
初めてのパリ旅行でも安心して滞在できるうえに、観光にも便利な場所です。
ノートルダム大聖堂まで歩いて13〜15分で行けますよ!
エッフェル塔や凱旋門などの王道観光地からは少し離れていますが、パリ市民の暮らしぶりや、古き良き時代の雰囲気が感じられる穴場スポットが集まっています。
かつて芸術家や知識人たちは好んでこの地区を訪れ、今は老舗カフェとして有名な「ドゥ・マゴ」や「カフェ・ド・フロール」で時を過ごしていました。
パリのホテル選びに迷ったら、5区・6区から探してみることをおすすめします!
ホテル探しはこちらから!
次回から、いよいよ街歩きの記事です。
数あるブログの中から、当ブログを訪れていただきありがとうございました。
À bientôt ! (またね)