こんにちは、Madoriです。
2023年9月17日〜23日、ANAマイル(特典航空券)を利用して、6泊7日の北海道旅行に出かけました。
北海道旅行の2日目は、道南の魅力に触れるべく、函館の観光名所を訪れました。
その中でも、新撰組副長で幕末の英雄である土方歳三ゆかりの場所は特に印象的で、土方歳三最期の地碑や若松緑地公園では、彼の足跡に思いを馳せることができました。
歴史好きな方や土方歳三ファンにとっては、必見のスポットです。
本記事が、あなたの函館旅行計画のお役に立てると幸いです。
旅程は、以下のとおりです。
- 2023年9月17日〜23日 北海道函館、洞爺湖 旅程
羽田空港 第2ターミナル発〜函館空港着
土方歳三最期の地碑とベイエリア
五稜郭と夜のベイエリア
元町散策
函館山・立待岬・トラピスチヌ修道院・トラピスト修道院・男爵ラウンジ
ザ・ウィンザーホテル洞爺
新千歳空港発〜羽田空港 第2ターミナル着
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土方歳三最期の地碑と若松緑地公園
土方歳三最期の地碑は、箱館戦争の末期、土方歳三が銃弾に倒れたとされる一本木関門跡に近い若松緑地公園に建ちます。
この場所は、全国の土方ファンの手向ける花が絶えない聖地となっています。
土方歳三最期の地碑
1868年(明治元年)、新選組副長の土方歳三が榎本武揚率いる旧幕府軍に合流し、箱館に入りました。
そして翌年の旧暦5月11日(現在の暦で6月20日)、新政府軍による箱館総攻撃の日に戦死しました。
その土方が銃弾に倒れたとされる場所のうちのひとつ、一本木関門跡には、土方歳三最期の地碑が建っています。
こちらには、「土方歳三最期の地」の説明が記されています。
内容を文字起こししてみました。
土方歳三最期の地
新撰組副長として京都の街に勇名をはせた土方歳三は鳥羽伏見の戦いの後 新撰組を率いて各地を転戦して北上し仙台で旧幕府海軍副総裁 榎本武揚が指揮する脱走艦隊と合流した。
明治元年(一八六八年)十月、蝦夷地(北海道)に上陸した榎本軍は、箱館を占拠して新政権を樹立、土方はその陸軍奉行並の要職についた。
翌二年四月、新政府軍の総攻撃に榎本軍は各地で敗退したが、土方が守った二股口(現・北斗市)だけは最後まで落ちなかった。
しかし、同年五月十一日、ついに箱館も新政府の手に落ちた。土方は箱館奪還を目指し、五十名の兵を率いて一本木(現・若松町)の関門を出て箱館の市中に向かい、敢然と切り込んでいったが銃弾に当たって倒れ波乱に満ちた生涯を閉じた。時に三十五歳であった。
函館市
こちらが、土方歳三最期の地碑です。
土方歳三最期の地碑の横には、例の一本木関門跡があります。
石碑に近づいてみました。
あの有名な、洋装姿の土方歳三のモノクロ写真が一緒に飾られていました。
両脇には綺麗にお花が飾られており、聞いていたとおり今でも花を手向ける人が絶えないことがわかりました。
お賽銭入れもあったので、手をあわせたあと私たちも入れてきました。
こちらの塔にも、土方歳三の戦死について詳しく記されていました。
函館の若松緑地公園内に位置する土方歳三最期の地碑は、函館駅から歩いてわずか10分の距離にあり、いつでも自由に見学することができます。
また、毎年、箱館五稜郭祭初日には、当時の衣装を身に着けた一行が訪れて碑前祭が行われるそうです。
箱館五稜郭祭は、戊辰戦争の舞台である五稜郭の歴史を後世に伝えることを目的として、昭和45年から毎年2日間にわたって開催されています。1日目は、「碑前祭」や「土方歳三コンテスト全国大会」などが行われ、函館戦争や土方歳三にまつわるイベントが開催されます。2日目には、「維新行列・音楽パレード」や「開城セレモニー」など、戊辰戦争当時の雰囲気を再現したイベントが行われます。
五稜郭にも後日訪れています。
Madoriも土方歳三ファンのひとりなのです。
若松緑地公園
土方歳三最期の地碑が建つ若松緑地公園は、とても美しく整備された緑地で、この一帯が綺麗な空気に包まれていました。
こちらは、土方歳三最期の地碑が建つ場所から公園全体を眺めた風景です。
小さな池もあり、とても癒される場所でした。
公園によくある休憩所も設けられているので、ゆっくり過ごすことができます。
池の脇には、丸い石が連なる可愛らしい歩道もありました。
道路沿いにはお花が咲いていました。
土方歳三最期の地碑が目的でしたが、公園の美しさにも癒されました。
ベイエリアや元町などの観光スポットからは離れていますが、訪れてよかったです。
土方歳三が登場する作品
土方歳三はとても人気があるため、彼を題材にした作品が数多く生まれました。
ここでは、その中から厳選して紹介したいと思います。
あまりにも有名な作品ばかりなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
小説「燃えよ剣」
歴史小説「燃えよ剣」は、幕末の武装集団である新選組副長・土方歳三の生涯を描いています。
司馬遼太郎の代表作として知られており、テレビドラマや劇場映画、舞台など、様々なメディアで翻案されています。
土方歳三ファンは必読ですね!
映画「燃えよ剣」
こちらが司馬遼太郎の歴史小説を映画化した「燃えよ剣」で、2021年に公開されました。
この映画は、日刊スポーツ映画大賞の石原裕次郎賞や、第45回日本アカデミー賞の最優秀美術賞を受賞しました。
映像がとても美しかったです。
テレビドラマ「新選組!! 土方歳三最期の一日」
NHKの大河ドラマ「新選組!」の続編であるテレビドラマ「新選組!! 土方歳三 最期の一日」は、土方歳三を主人公にした作品です。
この作品は、大河ドラマ史上初めての続編であり、正月の時代劇として製作されました。
土方歳三を演じた山本耕史さんが、とても素敵でカッコ良かったのを覚えています。
余談ですが、吉沢亮さん主演(渋沢栄一 役)のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で土方歳三を演じた町田啓太さんも強く印象に残っています。
町田さんのInstagramで見つけた麗しい姿をぜひご覧ください!
まるで土方歳三が生き返ったみたいでした。そしてイケメンすぎる!
土方歳三のイメージにピッタリだよね。
土方歳三最期の地碑と若松緑地公園へのアクセス
土方歳三最期の地碑と若松緑地公園へのアクセスと情報です。
地図とアクセス
アクセス
- JR函館駅より 徒歩10分
- 「総合福祉センター裏」バス停 下車 徒歩3分
〒040-0063 北海道函館市若松町33
0138-23-5440
駐車場:無料駐車場あり
まとめ
いかがでしたでしょうか。北海道旅行記の2日目は、道南・函館の観光名所を満喫しました。
特に印象的だったのは、本記事で紹介した新撰組副長であり幕末のイケメンとして知られる土方歳三にまつわる場所です。
彼の最期の地や若松緑地公園では、彼の功績や生涯に思いを馳せることができました。
歴史好きな人にとっては心躍る場所であり、土方歳三ファンにとっては必訪の聖地と言えるでしょう。
さらに、彼を題材にした作品も多数ありますので、興味を持った方はぜひ探求してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き北海道旅行記をお楽しみください!