今回は、2泊3日滞在した富士屋ホテル本館のヒストリックジュニアスイート客室内の様子を紹介いたします。
入籍してから10年経った2022年6月20日に、リニューアルオープンした富士屋ホテルで10年目の結婚記念日を祝いました。
2012年の6月20日に入籍してから10年も経ったんだね!
早いねぇ。記念すべき10年目の結婚記念日を富士屋ホテルで過ごせるなんて幸せだなぁ!
実は、私たちは富士屋ホテルに宿泊するのは初めてではなく、過去に何度か訪れています。
しかも、結婚式を挙げた思い出深い場所でもあります。
少し遡ってコロナ以前のことになりますが、ここ数年は海外にしか意識が向いておらず、もちろん10年目の結婚記念日も海外で過ごそうと考えていました。
しかし、世界中を襲ったコロナの影響で、2年以上もの間、日本から出られない状態。
2022年6月時点では規制もだいぶ緩和されて海外旅行者も増えていた頃でしたが、それでも私たちは海外で過ごすという選択はしませんでした。
それは、航空券の高騰や検疫手続きが煩雑で時間がかかることも理由のひとつではありますが、結婚式を挙げた場所で初心に立ち戻る意味も込められていました。
富士屋ホテルは、私たちにとって「第二の実家」ともいえる、訪れるたびに心が温まる特別な場所です。
それでは、たくさんの写真とともに古き良き時代を物語るクラシックホテルの魅力をお伝えしていきたいと思います。
富士屋ホテルについて
1878年(明治11年)に、箱根・宮ノ下の地で創業したクラシックホテル「富士屋ホテル」。
明治、大正、昭和、平成という時代を見守りつづけてきたホテルは、箱根を訪れる国内外の多くの著名人に愛されてきました。
- 三島由紀夫
- ジョン・レノン
- チャーリー・チャップリン
- ヘレン・ケラー
ですが、設備や建物の老朽化により全面的な改修を行うことになり、創業から140年後の2018年3月31日をもって一時的に休業していました。
- 現代が求める建物の耐震改修工事
- ホテルで使用されている家具の再生
- 優雅な天井の復元
- 大浴場の設置
- 一部の食堂棟の建て替え
これらを行い、古き良き時代の姿はそのままに、機能性、安全性、利便性の向上を最優先とした改修が行われ、2020年7月15日に無事リニューアルオープンしました。
こちらは、富士屋ホテルで最も人気があり、箱根のシンボルともいわれる「花御殿」です。
「フラワーパレス」とも称されています。
訪れたのがちょうど梅雨時期だったので、ホテルの庭園には紫陽花もたくさん咲いていました。
リニューアルして、この箱根のシンボルともいえる富士屋ホテルが様変わりしていたらどうしようという不安が少しありましたが、ご覧のとおり、リニューアル前と全く変わらない佇まいにホッといたしました。
初めて訪れたときのままの姿だね!
うん、変わっていないね。ただいま!富士屋ホテル。
それでは、中に入っていきましょう。
富士屋ホテル本館
富士屋ホテルには、建築の古い順に以下の4つの宿泊棟があります。
4つの宿泊棟
- 本館
- 西洋館
- 花御殿
- フォレスト・ウイング
ですが、どの宿泊棟に泊まるとしても本館でチェックインをします。
チェックインは15:00〜ですが、少し早めの14:45くらいにできました。
富士屋ホテルでチェックインをすると(再訪)、必ずかけられる言葉があります。
クラシックホテルときくと敷居が高いように感じるかもしれませんが、このようなアットホームさを感じられるところが富士屋ホテルの魅力のひとつでもあります。
チェックインを済ませると、このようなメモが渡されます。
そして、手荷物には富士山の絵が描かれた荷札が個数分つけられます。
フロントの様子も少し紹介いたしましょう。
結婚式の写真を撮影した大階段は変わらずですが、フロントのレイアウトが変わっていました。
リニューアル前には間仕切りに使われていた「けやきの一枚板」が、写真のとおりフロントに使用されていました。
けやきの一枚板には、源頼朝が富士の巻狩りを興じる様子が描かれています。
ホテルの各棟については、後日改めてブログを書くかギャラリーに載せる予定ですが、今回は本館宿泊ということで、少しだけ本館内の写真を紹介したいと思います。
一歩足を踏み入れると、そこは非日常の世界。
こちらは待合室のような場所で、チェックイン待ちの宿泊者や、ホテルを見学しに訪れた観光客などが自由にくつろいでいます。
その昔、マジシャンを呼んでカードマジックなどが行われていたことから「マジックルーム」と呼ばれています。
マジックルームは、天井の装飾や照明がレトロで美しいため、つい長居をしてしまいます。
そして、ソファの座り心地が良すぎて、いつもうたた寝をしてしまいそうになる場所でもあります。笑
こちらは、フロントから客室へ向かうときに通る廊下です。
廊下の雰囲気もリニューアル前と変わらず、赤い絨毯がノスタルジックな雰囲気を醸し出しております。
しかし、気づいたことがひとつありました。
あれ!?歩いているときに床が「ミシッ」っとした音がしないね。
そう言われてみればしないね。あの音が良い味を出していたのにね。
確かに、あの音が古き良き時代を身をもって感じられただけに少し寂しい気もしますが、安全性を最優先した大規模な耐震改修工事を行なったので仕方がないですね。
それでも、雰囲気はどこを歩いていてもリニューアル前と変わらないクラシカルな空間です。
こちらは、フロント横の大階段を上がった2階部分。
ここでも、結婚式の日に撮影が行われました。
そのときの写真がこちらです。
変わらない雰囲気に、結婚式を挙げた日のことを思い出し、感動のあまり涙があふれそうになりました。
富士屋ホテルで結婚式を挙げてよかった。そして、10年目の結婚記念日をここで祝うことができて本当に幸せです。
本館ヒストリックジュニアスイート客室
富士屋ホテル本館は、部屋の広さ順に以下の4つのタイプの客室があります。
4つのタイプの客室
- ヒストリックジュニアスイート
(47~50m²) - ヒストリックツイン
(36m²) - ヒストリックハリウッドツイン
(29~32m²) - ヒストリックダブル
(28m²)
いつもはいちばん狭い部屋に泊まっておりましたが、今回は10年目の結婚記念日ということで、本館で最も広くベッドルームとリビングルームが別れたヒストリックジュニアスイートを予約しました。
一般庶民には贅沢かなぁとも思いましたが、大好きな海外旅行を3年近く我慢していたのと(我慢はまだしばらく続きそう)、富士屋ホテルを思う存分満喫したいとの想いから、今回はこちらの客室を選択。
その思い切った選択により、より素晴らしい出来事が私たちを待っておりました。
フロントから客室まではホテルスタッフが案内してくださいました。
そして、いよいよ客室内に入ろうとしたときに、ドアの前でホテルスタッフからある説明を受けました。
チャップリン・ルーム
なんと!ここは、「チャップリン・ルーム」と呼ばれる客室で、あの有名なチャールズ・チャップリンが初来日した際に宿泊した部屋とのこと。
イギリス出身の映画俳優、映画監督、脚本家、映画プロデューサー、作曲家。映画史の中で最も重要な人物のひとり。
チャップリンはサイレント映画時代のコメディアンで、山高帽に大きな靴、ちょび髭にステッキという姿が印象的ですよね。
この部屋のルームナンバーは、「5」で、「THE MAIN」は「本館」を意味します。
客室に入ってすぐに撮ったのがこちら。優美なアーチ垂れ壁とカーテンのドレープの美しさが目をひきました。
本館のヒストリックジュニアスイートは全5室ですが、部屋によって造りが異なります。
私たちが泊まった「チャップリン・ルーム」は富士屋ホテルの公式HPには載っていないタイプの造りでしたが、逆にこの部屋がとても気に入ってしまいました。
「チャップリン・ルーム」と聞いただけで感激していた私たちを、さらにこの白を基調としたエレガントな空間がうっとりと酔わせてくれます。
こちらは、本館のクラシカルなルームキー。
リニューアル前は、チャップリンの形をしたキーホルダーが付けられていたようですが、現在はシンプルなものに変わったようです。
リニューアル前のチャップリン・ルームの写真を富士屋ホテルの公式Instagramで見つけたのですが、これ、見たかったなぁ。
ですが、リビングルーム側にチャップリンが描いた富士山の絵とサインが額に飾られており、この客室が「チャップリン・ルーム」であることを示しています。
チャップリンは日本に興味があり生涯で4回来日したのですが、初来日した1932年5月(昭和7年)に、この箱根の富士屋ホテルに宿泊しました。
そのときの写真が、富士屋ホテル内の展示室に飾られています。
素顔のチャップリンは、あの喜劇の姿からは想像ができない(失礼…)くらい紳士で、しかもイケメンでいらっしゃいます。
展示室にある写真の下には、このように記されています。
昭和7年(1932年)、兄シドニー氏とともに来日し、テニスコートでテニスを楽しむなどして過ごしました。本館45号室(現・5号室)に宿泊したため、この客室はチャップリン・ルームとして現在まで親しまれています。
窓のガラス越しですが、チャップリン・ルームから眺めた風景を撮ってみました。
すぐ目の前に、西洋館と花御殿の立派な姿がみえます。
チャップリンも同じ景色を眺めていたのでしょうか。
ベッドルーム
ここから、客室内を写真メインで紹介していきます。
まずは、ベッドルームから。とても清潔感あふれる綺麗なベッドルームで、クラシカルなベッドにシックなベッドリネンが、格調高いお部屋にとても合っています。
ベッドサイズは、120cmx203cm
寝具の質もとても高く、おかげで熟睡できました。
うちの可愛い小さな娘たちも、フカフカのベッドの上でノビノビと嬉しそうです^^
メダリオン(天井装飾材)に取り付けられたクラシカルな照明がとても美しいですね。
収納力のあるドレッサーは、所々に描かれている紅葉が可愛いです。
下の引き出しには、館内着とパジャマが入っていました。
- 館内着
上着:濃紺、パンツ:グレー - パジャマ
白地に紺色のパイピング
写真を撮るのを忘れてしまったのが残念ですが、とても着心地がよくリラックスできました。
リニューアル前は、宿泊客が館内を浴衣などのルームウエアで移動することができませんでしたが、リニューアル後は、大浴場・宿泊者専用ラウンジ・屋内プール・ジムは、館内着および館内用スリッパで移動することが可能となりました。
こちらは、ドレッサーの横のスタンドライトです。
ベッドに挟まれたナイトテーブルの上の目覚まし時計には「FUJIYA HOTEL」という文字が。
このロゴ入り木製の目覚まし時計は富士屋ホテルのオリジナル製品で、ホテル内のショップで販売しています(¥8,800)。
こちらは、シンプルな客室の電話です。
リビングルーム
次は、リビングルームの紹介です。リビングもベッドルーム同様に、白を基調とした内装がシックな色合いのファブリックで彩られ、格式高くありながらも落ち着いた空間です。
ソファの座り心地が、とてもよかったです。
リビング側の照明も明治を想わせる素敵なデザインで、模様が写真に写るように灯りを消して撮影しました。
こちらはデスクまわり(PCは私物)です。
茶色いファイルには、宿泊客だけの特典がいろいろ入っていました。
ポストカードはホテル内のショップで販売もしており、1枚200円(税込)です。
この線画イラストがとても気に入ってしまい、翌日に本館以外の全てのポストカードを購入しました。
実物の本館をバックに、こんな風に撮ってみました。笑
こちらは、レトロなロゴが可愛らしい富士屋ホテルと富士山が描かれた大小のシールです。
これは貼るのがもったいないので、記念にとっておくことにします。
こちらは特典ではありませんが、パンフレットが2枚とアンケート用紙が入っていました。
アンケート用紙はチェックアウト時にフロントに出しますが、私たちは後日、スマートフォンから回答しました。
こちらはドリンク類です。リニューアル前にはなかったネスプレッソマシンが設置されていました。
コーヒーだけではなく、紅茶や日本茶もありました。
しかし、こちらは一度も利用しませんでした。なぜなら、リニューアル後に宿泊者専用のラウンジが設けられており、そちらでコーヒーやジュースなどが飲み放題なのです。
そのときの様子については、こちらの記事をご覧ください。
こちらのミネラルウォーターもサービスでいただけます。
スエーデンのお水「ノルダック」、とても飲みやすく美味しかったです。
富士屋ホテルでは、プラスチックの使用削減のために、2022年4月から客室で提供する飲料水を、ペットボトルから詰め替え式瓶ボトル詰めに変更したそうです。
とても良い試みだと思いました。フランスのパリで泊まったホテルも瓶ボトルだったのですが、そのときのことを思い出しました。
また、このような嬉しいカードとプチギフトも添えられていました。
「おかえりなさいませ」のひとことが心温まりますね。
プチギフトの中身は、お菓子でした。
超美味かった!
お菓子は、軽くローストした大粒のペカンナッツをホワイトチョコレートでコーティングして、キャラメルパウダーで包み込んだもの。
これが、やみつきになるほど美味しくて、あっという間になくなってしまいました。笑
こちらは富士屋ホテル内のショップでも販売していますが、オンラインショップでも買い物をすることができます。
とても美味しかったので、いつか注文もしてみたいと思います。
ギフトにもおすすめです。
客室内のリビングでは、夕食後に記念日のケーキをいただきました。
生クリームケーキ 10cm
¥3,700(税込)
- 3日前までに予約
ルームサービスを希望していた時刻にホテルスタッフがケーキを届けてくださり、ケーキと一緒の記念写真も撮っていただきました。
こちらはカーテンがかかっていますが、リビングのソファからうっすらと富士屋ホテルの花御殿と箱根の風景が見えました。
バスルーム、トイレ、洗面化粧台
気になる水まわりも、リニューアルしたことにより、とても綺麗で清潔感がありました。
特に、バスルームの優美な火灯窓(かとうまど)がクラシカルで素敵なのです。
新しくなって、よりこの窓の美しさが引き立っているように思いました。
ただし、残念なことに、バスタブはクラシカルな猫脚ではなく、タイルに埋め込まれたカタチでした。
リニューアル後の客室のバスルームで猫脚のバスタブがあるのは西洋館のみとのこと。
どうしても猫脚のバスタブを希望される場合は、西洋館を指定されることをおすすめします。
富士屋ホテルには天然温泉の大浴場もありますが、全客室にも箱根の天然温泉がひかれています。
体調などにより大浴場が利用できなくても、客室のお風呂で贅沢なプライベートバスタイムを楽しめるのがいいですね。
ちなみに、私たちは大浴場を利用したので客室のお風呂には一度も入りませんでした。
リニューアル後の大浴場が綺麗で広くて快適すぎたからね。
大浴場については、写真は撮っていませんが、こちらの記事をご覧ください。
トイレと洗面も清潔感があり、とても綺麗でした。
アメニティ類は、右の引き出しに入っています。
洗面台の上には石鹸、グラス、ハンドタオル、ティッシュが置いてあります。
タオル掛けにはフェイスタオルが掛けられており、バスタオルとボディタオルは、左のカゴの中に入っています。
ボディタオルは大浴場にはないので、ここにあるものを持っていき使いました。
ドライヤーと体重計も洗面台の下に置いてありました。
洗面の鏡は、木目調の枠が優しい雰囲気ですね。
写真には写っていませんが、右側の壁には、伸縮できる壁面取り付け型の両面鏡(拡大鏡つき)がありました。
拡大鏡はメイクするときに欠かせないので、あると嬉しいですね。
アメニティー
気になるアメニティーも写真と一緒に紹介します。
上の写真は、シャワーキャップとコットン&綿棒。
コットンは、リニューアル前は白くて丸い形をしたものでしたが、リニューアル後は生成りのカットコットンになっていました。
こちらは、シャンプー、コンディショナー、ボディーシャンプー。
自然と癒しをコンセプトに澁谷油脂株式会社と富士屋ホテルが共同開発したオリジナルのアメニティとのこと。
髪と地肌と環境に優しい成分を主に、着色料フリー・植物由来原料(天然素材やオーガニック)を使用しているので安心して使えます。
こちらも、ホテルのショップで販売しています。
こちらの石鹸も、澁谷油脂株式会社と富士屋ホテルが共同開発したオリジナルの「枠練石けん」。
香りも使用感もとても良く、無くなったらホテルのショップに買いにいきたいと思うほど気に入ってしまいました。
シャンプー類、石けんは、澁谷油脂の国内工場で生産しているとのこと。安心ですね。
カミソリはダンナさんも私も使っていませんが、ヘアブラシがアメニティとは思えない優れたものでした。
コンパクトで使いやすいです。
海外旅行先のホテルにはヘアブラシの備えがないので、このブラシを今後の旅行用に使うことにしました。
リニューアル前の富士屋ホテルのアメニティが残っていたので、ここでも少し紹介します。
リニューアル前は、折り畳みタイプの隙間の大きなスケルトンブラシでした。
また、ヘアバンドセット(細いヘアバンドとヘアゴム)が、リニューアル前にはありました。
ヘアブラシは、断然リニューアル後のほうが良いと感じます。
写真を探していたら、他にもリニューアル前のアメニティーを見つけたので、参考までにここに載せておきます。
リニューアル前は、パッケージのバラ模様が可愛かったね。
歯ブラシと歯磨き粉のセットは、写真を撮るのを忘れたので、リニューアル前のもので失礼します。
封を開けてしまったものしか写真に撮っておらず申し訳ありませんが、ボディタオルはこんな感じです。
ダンナさんが、このボディタオルの使用感をとても気に入り、現在自宅での入浴時に愛用しています。笑
硬さと泡立ちがちょうど良いのだ。
ボディタオルは小さめサイズで、スマートフォン(iPhone SE)の2倍くらいの長さです。
ラウンジのコーヒーチケット
リニューアルオープン後の富士屋ホテルでは、環境への負担を減らすために、連泊の宿泊客に「エコステイ」を勧めています。
「エコステイ」とは、シーツの取り替えやベッドメイキングを行わないサービス(ノークリーニング)のことで、賛同・協力した宿泊客にはお礼としてラウンジのコーヒーチケットが渡されます。
2泊の滞在なら、シーツの交換は必要ないですし、ベッドメイキングがされていなくても全く気になりません。
私たちは、喜んで「エコステイ」のサービスを受け、庭園が眺められる素敵なラウンジで美味しいコーヒーをいただきました。
しかも、コーヒーはおかわりができます。
富士屋ホテルへのアクセスと情報
アクセスの詳細はこちら(富士屋ホテル公式)
案内とお問合せ
〒250-0404
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
☎︎ 0460-82-2211
(受付時間 9:00 ~ 20:00)
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
富士屋ホテル本館客室のYouTube動画(準備中)
富士屋ホテルでは、写真だけではなく動画もたくさん撮りました。
動画編集は未経験のため、配信はしばらく先になりそうです。
富士屋ホテル本館・宿泊体験まとめ
富士屋ホテル本館のヒストリックジュニアスイートでの滞在は、私たちにまた忘れられない思い出をつくってくれました。
当初考えていた海外旅行も素敵な思い出になるのは間違いありませんが、慣れない土地・言語・食事などを考えると、どうしても慌ただしくなりがちです。
国内の近場ではありますが、初心に立ち戻る意味も込めて、結婚式を挙げた富士屋ホテルで10年目の結婚記念日を迎えられたことをとても嬉しく思います。
制限が緩和され、海外へ出かける人も多くなってきましたが、まだ以前のように気軽に旅行ができる状況ではないように感じます。
このような状況だからこそ、たまには都会の日常とは違う、ゆっくりと流れる時間をレトロな空間で楽しむのも良いのではないでしょうか。
数々の著名人が宿泊した富士屋ホテルは、リニューアルした後でも創業時の雰囲気を色濃く残しています。
歴史に思いを馳せながら極上のくつろぎの時を過ごせるため、富士屋ホテルをはじめとするクラシックホテルは、記念日だけではなく大人旅にもとてもおすすめだと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。