¡Hola! Madoriです。
マドリード滞在の旅のつづきです。
これまで、マドリード観光の合間に世界遺産の街、「クエンカ」「セゴビア」日帰り旅行記が続きましが、ここから帰国までは再びマドリードの紹介となります。
滞在7日目は、地下鉄でマドリード中心部まで出かけ、街歩きを楽しみました。
実は、この7日目がマドリード街歩きのクライマックスです。
この日は、歴史を感じられる観光名所をいくつか巡りましたが、それ以外にも魅力的な場所にたくさん出会えたので、7日目も数回に分けて紹介します。
- マドリード王宮
- デボー神殿
- サン・ミゲル市場
- モンターニャ公園
今回は、バルに囲まれたサンタ・アナ広場周辺のタブラオ(フラメンコ鑑賞ができるお店)と、おしゃれな美味しいビールが飲めるお店について紹介していきます。
ホテル近くのおしゃれなカフェ「グラニエ」
前日はセゴビア日帰り旅行をしました。
マドリードから30分で行ける街ですが、街の素晴らしさにランチをとることも忘れてしまうほどひたすら歩き続けたため、さすがに疲れてしまいました。
翌日の朝食は宿泊していたアパートメントホテルではなく、近くのカフェでいただきました。
イートインができるお洒落なパン屋さん「Granier」です。
スペインに170以上の店舗があるチェーン店で、そのうち約20はマドリードにあるとのこと。
上の写真は、アパートメントホテル近くのお店になります。
何も作りたくない朝ってありますよね。こういう時に朝早くから営業しているカフェがすぐ近くにあるのはとてもありがたいことです。
オーダーしたもの
- Madori:コーヒー&チュロス
- ダンナさん:ホットチョコレート&クロワッサン
いま、レシートをみてビックリしています。
- CAFE + CHURROS(1.7€)
- CHOCOLATE + CROISSANT(2.05€)
一食だいたい250円くらいです。
毎日通えるお値段だね!
チュロスについて書いていて思い出しました。
お店の前を通っただけですが、マドリードにしかない美味しいチュロス屋さん、Chocolateria San Ginesについての記事はこちらになります。
マドリード中心部「ソル」へ移動
朝食を食べ終えてホテルに戻り、落ち着いたところで出発。
地下鉄に乗り、マドリード中心部のSol駅で下車しました。
ソルから街歩きスタートです!
どの道を歩いていても楽しいマドリードの街並みです。
マドリード旧市街の建物の壁には、その通りの名前と絵が描かれたタイルが埋め込まれています。
Calle de Núñez de Arce
ヌニェス・デ・アルセ通り
Gaspar Núñez de Arce
(1834年 – 1903年)
スペインの詩人、劇作家、政治家
ノーベル文学賞に5回推薦
この通りを進んだ先が、バルに囲まれた広場「Plaza de Santa Ana(サンタ・アナ広場)」です。
綺麗な広場で、のんびりした空気に包まれていました。
フラメンコの歴史に残る名店「ビジャ・ロサ」
広場周辺をのんびり歩いていますと、素敵な通りが見えました。
Calle de Álvarez Gato
アルバレス・ガト通り
まるで美術館のような外壁の美しいタイル画に目を奪われます。
タイル画をひとつひとつ眺めていたら、シベーレスの女神さまを見つけてしまいました。
シベーレス広場を訪れたときの記事はこちらです。
こちらはレティーロ公園の「クリスタルパレス」ですね。
レティーロ公園を訪れたときの記事はこちらです。
シベーレス広場やレティーロ公園を訪れたときのことを思い出しながら、美しい建物の周りをフラフラ歩いていると、なんと!
この美しい建物の正体は、フラメンコの歴史に残る名店だったのです。
Tablao Flamenco Villa Rosa
タイル画だけではなく、歴史が感じられる装飾にも注目です。
Tablaoとは、フラメンコ用の板張り舞台が備えられたバルやレストランのことをいいます。
1911年に創業したこのお店は著名人も多く訪れ、ガイドブックにも載っている名店です。
タブラオの開店時間は通常のバルやレストランより遅めなので、 夜でも人通りが多いエリアは帰りも安心ですね。
余談ですが、子どもの頃にピアノとクラシックバレエを習っていた私は、昔も今も音楽と踊りの世界が大好きです。
フラメンコも、そのうちのひとつです。
初めてのマドリード旅行で訪れたタブラオ「ラ・キメラ」
Flamenco La Quimera
この滞在ではフラメンコ鑑賞はしませんでしたが、前回の滞在では小さなタブラオ「フラメンコ ラ・キメラ」を訪れました。
せっかくなので、前回訪れたときの写真をこの場を借りて載せておきましょう。
オレンジ色の壁と黒い看板がお洒落で、いかにもスペインらしさあふれる外観です。
こちらは、フラメンコ用の板張り舞台になります。
当たり前ですが、日本で観るフラメンコより情熱的でステージまでの距離がとても近かったです。
日本ではあまり観られない男性ダンサーの小刻みなステップには鳥肌がたちました。
ダンナさんは、「貧乏揺すりより早い!」なんて、聞いたことのない感想を述べておりました。笑
このお店はマドリード中心部から離れていますが、観光客がとても多かったです。
私たちの隣のテーブルはフランス人グループでした。
ホテルからお店まで送迎もしてくれるので夜遅くなっても安心です。
前回宿泊したホテルもレアル・マドリードのスタジアムから近い場所でした。
お店は、スタジアム周辺とマドリード中心部の中間にあります。
私たちが実際に訪れたタブラオの話が長くなってしまいましたが、次にマドリードに滞在するときはレアル・マドリードのスタジアム周辺ではなく中心部に滞在し、先に紹介した名店「Villa Rosa」でフラメンコ鑑賞をしたいと考えています。
マドリードのおしゃれなバルいろいろ
ここからは、サンタ・アナ広場周辺のお洒落なバルを紹介します。
飲んだり食べたりはしておりませんが、記念に写真を載せておきます。
Restaurante Cervecería Naturbier
シックな外観がとてもおしゃれで素敵なお店で、こちらでは美味しいビールがいただけるようです。
Cervecería Santa Ana
1985年創業の、世界中のあらゆる種類のビールが楽しめるお店で、タパスも美味しいそうです。
外からビールのショーケースを眺められるのが楽しいですね。
日本で本格的なスペイン料理が食べられるお店「EL Castellano」でも取り扱っている「Cruzcampo」を発見しました!
こちらは、その日本のスペイン料理店で飲んだときのビール(クルスカンポ)ですが、赤いラベルがスペインらしいですね。
スペインのビールについて
クルスカンポは、アンダルシア州の州都であるセビリアに誕生して以来、多くのスペイン人の支持を受け、世界中に輸出されているスペインを代表するビールブランドです。
名前はセビリアにある寺院「Cruz del Campo」に由来し、スペイン語でCruzは十字架、Campoは野原、草原を意味します。
薄い黄金色が華やかで、のど越しもさわやかです。
とても飲みやすいビールだったね。
スペインを代表するビールブランドといえば、Mahouも有名ですね。
マドリードの街ではマオウをよく見かけました。
Cervecería Alemana
こちらも中には入ってはおりませんが、ドイツビールのお店です。
テイクアウトができるお惣菜でしょうか!?とても美味しそうですね。
トルティージャ(スペイン風オムレツ)を発見しました。
ソルからサンタ・アナ広場までのルート地図
地下鉄Sol駅から、Plaza de Santa Ana(サンタ・アナ広場)周辺を歩いたルートを載せておきましょう。
さいごに
ビールが好きな方は、今回紹介したサンタ・アナ広場周辺、おいしそうなセルベッセリア(ビール居酒屋!?)がたくさん集まっているので大変おすすめです。
近くにフラメンコの名店もあるので、あわせて楽しめますね!
また、歩いているだけでも楽しいエリアなので、お散歩をするだけでも立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
引き続き、暮らすように旅するマドリードをお楽しみいただけると幸いです。
次回は、ランチをしたスペインのチェーン店を紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
¡Hasta luego! (またね)