Bonjour. Madoriです!
パリ旅行計画、思いつくままに記事にしてみようかと思います。
前回の滞在は、屋根のない美術館と言っても過言ではないであろう花の都パリの雰囲気をゆっくり味わうのが第一目的でした。
次回のパリ滞在も全体的にはそんな感じですが、ひとつ大きな目的ができました。
それは、文豪ヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台を歩くことです。
レ・ミゼラブルの舞台
レ・ミゼラブル舞台は、これだけあります。
したがって、全てを巡ることはできません。
ですが、私たちのお気に入りのエリアでもある、リュクサンブール〜パンテオン周辺とマレ地区に多く集まっているようなので、そこを中心にディープに歩きたいと思いました。
サンポール・サンルイ教会
Paroisse Saint-Paul Saint-Louis
サンポール・サンルイ教会
今回の旅行計画は、マレ地区にある「サンポール・サンルイ教会」。
コゼットとマリウスが結婚式を挙げた教会です。
コゼットは、幼少期にとても苦労した女の子なので、ドラマや映画を観ながら大人になって幸せになってよかったなぁと、しみじみ思いました。
「サン・タントアーヌ街のサン・ポール教会堂の前には、多くの人が立ち止まって、コゼットの頭の上に震える橙花を馬車のガラス戸越しにながめていた」(レ・ミゼラブル「ジャン・バルジャン」)
引用元:2016パリ8 レ・ミゼラブルのパリ① マレ地区界隈のバスティーユとサンポール教会 – 世界、大人の社会科見学!
普通に街中にある教会なのですが、美しいですね。
パリで唯一のバロック様式の教会なんですって。
16〜17世紀にかけて盛んだった建築様式で、建築そのものだけではなく、彫刻や絵画を含めた様々な芸術活動によって空間を構成しています。
バロック建築は、複雑さや多様性を示すことを特徴とし、特に内部空間の複雑な構成は、他の建築様式とは際立った特色となっています。
簡単にいうと、装飾過多で華やかな雰囲気ですね。
当時、王侯貴族が住んでいたマレ地区の真ん中にその教会はあります。
- 着工 1627年
- 完成 1641年
ヴィクトル・ユゴーが住んでいた場所(現在はヴィクトル・ユゴー 記念館になっています)からも近いです。
実は、後から気づいたことなのですが、前回のパリ旅行で、サンポール・サンルイ教会の近くを歩いていたようなのです。
この写真です。教会の頭がひょっこり写っていました。笑
赤丸で囲っている建物が「サンポール・サンルイ教会」です。
バスティーユ広場に繋がる道です。私たちは、教会と反対方向に向かって歩いていました。
写真は、おそらく振り返って撮ったものだと思われます。
もし、教会の目の前を通っていたら、きっと立ち寄っていたでしょう。
散策ルート
バスティーユ広場を出発点にして、途中ヴォージュ広場やヴィクトル・ユゴー記念館、シュリー館に寄りながら、サンポール・サンルイ教会を目指したいと思います。
- Place de la Bastille
バスティーユ広場 - Maison de Victor Hugo
ヴィクトル・ユゴー記念館 - Place des Vosges
ヴォージュ広場 - Hotel de Sully
シュリー館 - Paroisse Saint-Paul Saint-Louis
サンポール・サンルイ教会
- 99 Rue St. Antoine, 75004 Paris
- 8:00〜19:00
教会の公式サイトはこちらです。
レ・ミゼラブルについての詳しい情報と書籍の紹介
フランス語ですが、レ・ミゼラブルについての詳細はこちらにも掲載されております。
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